FXで何やっても勝てなくて、やったコト

米CPI鈍化で一時128円台へ

更新日時:

1月12日のドル円は米CPIの鈍化を受けて急落、一時128円台を付けてきました。

ドル円の値動き(2023年01月12日)

始値:132.344

高値:132.472

安値:128.855

終値:129.225

-311.9pips(高値から安値:361.7pips)

2023年01月12日発表の経済指標

時間 経済指標 前回 予想 結果
6:45 ニュージーランド 11月住宅建設許可件数(前月比) 前回-10.7% 予想-- 結果7.0%
8:50 日本 11月国際収支・経常収支(季調前) 前回-641億円 予想4711億円 結果1兆8036億円
8:50 日本 11月国際収支・経常収支(季調済) 前回-6093億円 予想6575億円 結果1兆9185億円
8:50 日本 11月国際収支・貿易収支 前回-1兆8754億円 予想-1兆6200億円 結果-1兆5378億円
9:30 豪州 11月貿易収支 前回122.17億AUD 予想105.00億AUD 結果132.01億AUD
10:30 中国 12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)  前回1.6% 予想1.8% 結果1.8%
14:00 日本 12月景気ウオッチャー調査-現状判断DI  前回48.1 予想47.7 結果47.9
14:00 日本 12月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI  前回45.1 予想45.0 結果47.0
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数 前回20.4万件 予想21.5万件 結果20.5万件
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数 前回169.4万人 予想170.5万人 結果163.4万人
22:30 米国 12月消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回0.1% 予想0.0% 結果-0.1%
22:30 米国 12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回7.1% 予想6.5% 結果6.5%
22:30 米国 12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) 前回0.2% 予想0.3% 結果0.3%
22:30 米国 12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)  前回6.0% 予想5.7% 結果5.7%
28:00 米国 12月月次財政収支  前回-2485億USD 予想-700億USD 結果-850億USD

2023年01月12日の要人発言

ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁

「今後は0.25%の利上げが適切となるだろう」 「インフレ緩和の兆し、コアは今年3.5%まで低下すると予想」「景気後退(リセッション)を予測していない。2023年GDP成長率は1%と予想」「今年の利上げは『あと数回』と予想している」「5%強への利上げと同水準維持を支持」

バイデン米大統領

「インフレが低下し、人々に休息を与えている」「過去3カ月間のインフレ率は年率換算で1.8%」「6カ月連続でインフレ率(前年比)が低下」「ガスはピーク時の1.70ドルから下落」「失業率は50年ぶりの低水準」「労働者の手取りは増えている」

ブラード・セントルイス連銀総裁

ブラード・セントルイス連銀総裁は「22年10-12月期のGDPは従来想定よりも良い」「10-12月期のGDP伸び率はトレンド上回る」「労働市場とGDPの強さ、23年の強気の要素」「世界経済見通しは明るさを増す」「欧州のエネルギー価格は下落し、中国もゼロコロナ政策転換」「インフレは引き続き極めて高い」「政策金利は少なくとも5%とする必要」「インフレ率はこの先2%に向かっていくと予想」「できる限り速やかに5%超へ政策金利引き上げを」「FEDの金融政策は今のところ成功、23年はディスインフレに」「インフレ率低下予想、市場の楽観は行き過ぎ」「景気後退リスクはいくらか減退、軟着陸の可能性高まる」「コアインフレは高く金利をより長期にわたってより高くする必要」「高い名目金利の時代に入りつつある」「前倒し利上げが望ましい」「2022年第4四半期はトレンドを上回る成長を遂げているようだ」「ここ数週間で世界的に見通しが改善」「労働市場は好調」「5%を超える水準は、FRBが確実にインフレを抑制するための最低水準」「今日のCPIデータは我々が正しい方向に向かっていることを示した」「インフレ率が簡単に2%に戻るという楽観的な見方が強すぎる可能性も」

バーキン・リッチモンド連銀総裁

「インフレは高すぎ、FEDにはまだやることがある」「過去3カ月のインフレは正しい方向に進んでいる。ただ、平均値が低下した一方、中央値が高いことに注意」「FRBはインフレ抑制に取り組んでおり、より慎重に舵を取ることは理にかなっている」「インフレが思ったより持続すると予想」「少なくとも第1四半期を通じて賃金圧力がかかる」

マン英MPC(金融政策委員会)委員

「さらなる利上げが必要」「だれも高い金利を望んでいない」「インフレ期待が政策の鍵」「政策が過度に引き締められるリスクはまだない」

ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁

インフレ率が中期的に目標の2%に近づくことが確実となるまで利上げを継続すると述べた。

ドル円の日足分析(2023年01月13日)

ドル円日足

昨日の値動きによって直近安値(赤の楕円の安値)を下抜け、紫の線で描いた波は高値・安値切り下げの状態を維持しており、2012年10月下旬から続く下落トレンドが継続しています。

ドル円の1時間足分析(2023年01月13日)

ドル円1時間足

直近のドル円は赤の線の片波の丁度真ん中あたりに形成されたレンジの中での値動きになっておりましたが、昨日の値動きでレンジを下方にブレイク、その勢いをかって赤の方波の安値ラインを破ってきています。

買い目線の人の思考

ドル円を買おうと思っている人は基本的にはここ三ヶ月程度の短期的なトレンドには逆らったポジションを持とうとしている事になるので、どうしても逆張りチックな入り方になってきます。

相場というのは下落トレンドの中でも上がる局面もありますので、下落トレンド中でも買って勝つという事も当然あり得ます。ただ、利食いのタイミング側売りとやられる可能性も高くなってきますのでサッと入ってサッと出る機敏さみたいなものが求められてきます。

買いが入ってきそうなタイミングは日足レベルのサポレジ付近、キリバン付近が候補となってきますがこういう時というのは『自分が売ってるならどこで利食うか』を考えてみた方が速かったりもします。

売り目線の人の思考

ドル円の売りを考えている人は日足レベルの直近3ヶ月くらいの下落トレンドがまだまだ釣ぢて行くと思っている人と言う事になるので、『上がった所は売り下がった所も売り』というスタンスで構えていると思います。

これは押し目買いの候補となるレジスタンスラインまで来たら売り、直近安値を下回ったら売りと言う事で波が折り返すまではこれでいいとも言えます。

こういった方々が損切りをしてくるタイミングは波の形状が折り返してくるタイミング、ラス戻り高値を明確に破った時と言う事になります。

2023年01月13日発表の経済指標

時間 経済指標 前回 予想 結果
---- 中国 12月貿易収支(人民元) 前回4943.3億元 予想-- 結果--
---- 中国 12月貿易収支(米ドル) 前回3.1% 予想-- 結果2.9%
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)  前回1319億円 予想-- 結果-1991億円
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)  前回-918億円 予想-- 結果5668億円
8:50 日本 前々週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)  前回-2651億円 予想-- 結果1319億円
8:50 日本 前々週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)   前回-4595億円 予想-- 結果-918億円
16:00 英国 11月商品貿易収支 前回-144.76億GBP 予想-149.00億GBP 結果--
16:00 英国 11月月次国内総生産(GDP)(前月比) 前回0.5% 予想-0.2% 結果--
16:00 英国 11月製造業生産指数(前月比) 前回0.7% 予想-0.2% 結果--
16:00 英国 11月貿易収支 前回-17.85億GBP 予想-25.00億GBP 結果--
16:00 英国 11月鉱工業生産(前月比) 前回0.0% 予想-0.3% 結果--
16:00 英国 11月鉱工業生産(前年同月比) 前回-2.4% 予想-3.0% 結果--
19:00 ユーロ圏 11月貿易収支(季調前) 前回-265億EUR 予想-211億EUR 結果--
19:00 ユーロ圏 11月貿易収支(季調済)  前回-283億EUR 予想-210億EUR 結果--
19:00 ユーロ圏 11月鉱工業生産(前月比) 前回-2.0% 予想0.5% 結果--
19:00 ユーロ圏 11月鉱工業生産(前年同月比)  前回3.4% 予想0.5% 結果--
22:30 米国 12月輸出物価指数(前月比)  前回-0.3% 予想-0.7% 結果--
22:30 米国 12月輸入物価指数(前月比) 前回-0.6% 予想-0.9% 結果--
24:00 米国 1月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 前回59.7 予想60.5 結果--