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週末のドル円は続落。今週は日銀金融政策決定会合に注目

更新日時:

先週末のドル円は続落、127円台で引けています。

ドル円の値動き(2023年01月13日)

始値:129.225

高値:129.399

安値:127.452

終値:127.837

-138.8pips(高値から安値:194.7pips)

2023年01月13日発表の経済指標

時間 経済指標 前回 予想 結果
---- 中国 12月貿易収支(人民元) 前回4943.3億元 予想-- 結果5501.1億元
8:50 日本 12月マネーストックM2(前年同月比) 前回3.1% 予想-- 結果2.9%
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)  前回1319億円 予想-- 結果-1991億円
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)  前回-918億円 予想-- 結果5668億円
8:50 日本 前々週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)  前回-2651億円 予想-- 結果1319億円
8:50 日本 前々週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)   前回-4595億円 予想-- 結果-918億円
16:00 英国 11月商品貿易収支 前回-144.76億GBP 予想-149.00億GBP 結果-156.23億GBP
16:00 英国 11月月次国内総生産(GDP)(前月比) 前回0.5% 予想-0.2% 結果0.1%
16:00 英国 11月製造業生産指数(前月比) 前回0.7% 予想-0.2% 結果-0.5%
16:00 英国 11月貿易収支 前回-17.85億GBP 予想-25.00億GBP 結果-18.02億GBP
16:00 英国 11月鉱工業生産(前月比) 前回0.0% 予想-0.3% 結果-0.2%
16:00 英国 11月鉱工業生産(前年同月比) 前回-2.4% 予想-3.0% 結果-5.1%
19:00 ユーロ圏 11月貿易収支(季調前) 前回-265億EUR 予想-211億EUR 結果-117億EUR
19:00 ユーロ圏 11月貿易収支(季調済)  前回-283億EUR 予想-210億EUR 結果-152億EUR
19:00 ユーロ圏 11月鉱工業生産(前月比) 前回-2.0% 予想0.5% 結果1.0%
19:00 ユーロ圏 11月鉱工業生産(前年同月比)  前回3.4% 予想0.5% 結果2.0%
22:30 米国 12月輸出物価指数(前月比)  前回-0.3% 予想-0.7% 結果-2.6%
22:30 米国 12月輸入物価指数(前月比) 前回-0.6% 予想-0.9% 結果0.4%
24:00 米国 1月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 前回59.7 予想60.5 結果64.6

2023年01月13日の要人発言

ボスティック米アトランタ連銀総裁

「企業もインフレ鈍化との認識ならば0.25%で動くことに懸念無い」「(CPIの結果について)FRBにゆっくりと動く余地を与える可能性」

日銀

「今後も市場の動向等を踏まえつつ、機動的に長期国債買い入れを実施する」「16日に追加で長期国債買い入れを実施」

カザークス・ラトビア中銀総裁

「ECBはかなり景気制約的な水準まで金利を引き上げるべき」「年内に利下げを行う理由はない」

亀田制作・前日銀調査統計局長

ロイター通信によると、亀田制作・前日銀調査統計局長(SOMPOインスティチュート・プラスのエグゼクティブ・エコノミスト)は13日、ロイターとのインタビューで、日銀は賃上げと物価上昇の流れに自信を深めているとの見方を示す一方、自身は賃金上昇の持続性に懐疑的だと語った。日本経済は近く新型コロナウイルス禍以前の水準に回復するが、ペントアップ需要が一巡し、海外経済も減速、来年度後半は「厳しい」局面を迎えるのではないかとの見通しを示した。

亀田氏は、賃金動向を見る上で春闘の集中回答日の結果が「非常に大きな情報になってくる」と指摘。また、中小企業への賃上げの波及を確認するには毎月勤労統計や連合による中小企業の賃上げ率が重要になるとした。その上で、「日銀は(賃金動向に)かなり強気なのではないか」と述べた。

亀田氏は、賃金上昇を伴う物価の上昇という好循環が強まっていくという、これまで日銀が示してきたシナリオの実現性が高まれば、現行の金融政策の修正議論が可能になるとの認識を示した。

一方で亀田氏は、「賃上げ自体にどこまでの持続性があるか私はまだ懐疑的だ」と語った。日本経済は値上げが広範囲に進む中でもコロナ禍からの景気回復が消費を支えてきたが、景気がコロナ前の水準に戻る来年度半ば以降は下方圧力が掛かると予想した。「何か別の推進力がないと景気や値上げの浸透は続かない」と指摘。来年度後半の日本経済は「厳しいものになると予想している」と述べた。

ブイチッチ・クロアチア国立銀行(中央銀行)総裁

ブルームバーグによると、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、ブイチッチ・クロアチア国立銀行(中央銀行)総裁は、インフレ率が高止まりしているとして、金融政策の引き締め局面はまだ終わりに達していないとの考えを示した。

ブイチッチ氏はポルトガル紙ジョルナル・デ・ネゴシオスとのインタビューで、「ECBの対応は金融政策の引き締め継続であるべきだ」と述べ、「どこまでかは、現段階で言うことは無理だ。われわれは忠実にデータを信頼し、政策を変更するたびに、その効果を分析すべきだと考える。その上で、どの時点まで金融引き締めを続けるべきかを予測する必要がある」と続けた。

0.5ポイントの利上げについて問われたブイチッチ氏は、「0.5ポイントが適切な措置になるのか臆測は控えるが、いったん0.5ポイントの軌道に達すれば、それは予想すべき妥当な軌道と言えよう」と答えた。

イエレン米財務長官

「インフレは過去6カ月間で極めて緩やか」「今後6カ月で家賃指数は大幅に下がると予想 」

イエレン米財務長官

「インフレは過去6カ月間で極めて緩やか」「今後6カ月で家賃指数は大幅に下がると予想 」「19日に債務上限に達すると予測」「財務省は債務上限問題を巡り特別措置を講じる」「財務省は今月、2つの非常措置を講じる」「1月19日より、米国の債務残高は法的上限に近づく」「上限に達すれば、財務省はデフォルトを防ぐため特別な措置取る」「これら特別措置や資金が、今年6月初め前に尽きる公算は小さい」

ドル円の日足分析(2023年01月16日)

ドル円日足

ドル円の日足の形状は22年10月下旬から続く『高値安値切り下げ』の下落トレンドの形状を維持しています。

ドル円の1時間足分析(2023年01月16日)

ドル円1時間足

ドル円は青い枠のレンジの中にもう一回り小さい紫のレンジが入っている状態でしたが、先週末木曜日~金曜日の値動きで両方のレンジを下方にブレイクしています。

2023年01月16日発表の経済指標

時間 経済指標 前回 予想 結果
---- 米国 休場 前回-- 予想-- 結果--
8:50 日本 12月国内企業物価指数(前月比) 前回0.6% 予想0.2% 結果0.5%
8:50 日本 12月国内企業物価指数(前年同月比) 前回9.3% 予想9.5% 結果10.2%
22:30 カナダ 11月製造業出荷(前月比) 前回2.8% 予想0.5% 結果--
24:00 英国 ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言 前回-- 予想-- 結果--