FXで何やっても勝てなくて、やったコト

目線が決まらない時はチャートを長い目で見よう~2016年10月03日エントリーポイントの解説~

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20161004-01

ドル/円の長期的な環境認識

9月22日に『安値A(100.134ヒゲは切ってあります)』を付けてから、『安値B』→『安値C』と安値を切り上げ、『高値A』→『高値B』と高値を切り上げており、波形としては上向きの状態にあると言えますが、俯瞰すればチャート画像白い楕円の下落に対する戻り局面にあると見る事も出来ます。

『安値A』から始まった上昇の波形をカウントして行くとチャート画像オレンジのラインの横の数字のようなカウントになります。現在5波進行中(※5波にならない可能性有)と言う状況にありますが、『安値A』から始まった上昇の波が調整波であった場合には、上昇の流れが息切れしてくる可能性も出てくる時期になってきています。

また、白い楕円の下落に対して、フィボナッチリトレースメントをアテてみると『高値B』は61.8%戻しの近辺にあり、買って行くには一抹の不安もある状態と言えるかと思います。

ドル/円の昨日の値動きの考察

ドル円1時間足20161004-02

以上のような環境認識の中で、短期的には『100.859』~『101.721』の方波の中の値動きとなっています。

昨日の値動きは、『安値SB』からの上昇が『高値SA』を上抜いた事で、先週木曜日から始まった下落の波を崩しています。しかし、景気よく上げて行くという流れにはならず、チャート画像青い網掛けのレンジに入り込んでしまい、NY時間に同レンジをブレイクしています。

レンジをブレイクした後、プルバックで戻ってきた『EP1』のタイミングでロングをして行くという事もアリなのですが、私は見送りました。

理由としては、冒頭で述べたように長期波形の上昇に息切れの可能性が出てきた事に加え、短期波形も5波目であり、下で買ったポジションを保有している事から、ここで更なる買い増しをしなくても良いかと考えた為です。

今週末には雇用統計も予定されていますが、雇用統計を経て長期波形に変化が生じるのかどうかに注目して行きたいと思っています。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20161004-01

ユーロ/円の長期的な環境認識

9月21日に『安値A』を付けてから、『安値B』→『安値C』と安値を切り上げ、『高値A』→『高値B』と高値も切り上げており、上昇の波形を形成していますが、俯瞰すれば、チャート画像白い楕円の下落に対する戻り局面と見ることも出来ます。

『安値A』から始まった上昇の波形をカウントして行くとチャート画像のようなカウントとなります。現在5波進行中(※5波にならない可能性有)と言う状況にありますが、『安値A』から始まった上昇の波が調整波であった場合には、上昇の流れが息切れしてくる可能性も出てくる時期になってきています。

また、白い楕円の下落に対して、フィボナッチリトレースメントをアテてみると『高値B』は50%戻しの近辺であり、この付近には『114.205』のレジスタンスラインも存在しています。そろそろ売りが入ってきてもおかしくない水準になってきているという事は言え、高値掴みに注意しなければならない状況になりつつあります。

ユーロ/円の昨日の値動きの考察

ユーロ円1時間足20161004-02

短期的には、『112.845』~『114.113』の方波の中での値動きとなっています。『114.113』~『114.205』の抵抗帯が意識され、買いにくい状況にある中で、チャート画像青い網掛けのレンジでの値動きに終始しました。

トレードをするのであれば、レンジの上限・下限での逆張りくらいしかやりようが無い相場でしたが、無理に参加しなくともよかった相場かと思います。

本日に関しては、レンジをどちらかに破る事があれば、付いていくという事で良いかと思いますが、上方にブレイクした場合には、『114.113』~『114.205』の抵抗帯をしっかりとブレイクしない限り買い目線にはなりませんので注意が必要です。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20161004-01

ユーロ/ドルの長期的な環境認識

俯瞰すれば、まず白い楕円の上昇があり、『1.12690(ヒゲは切ってあります)』を天井として下落に転じましたが、先週末のNY時間OP近辺から今度は上昇に転じたものの『高値A』のラインを超えられず、再度下落に転じた形となっています。

オレンジ色の長期波形が上昇に転じたわけではないので、買うわけにもいかず、直近の下落の波をほとんど全戻ししており、戻りと言うには深過ぎる為に戻り売りも躊躇われるという状況で、引き続き難しい相場が継続しています。

ユーロ/ドルの昨日の値動きの考察

ユーロドル1時間足20161004-02

短期的には、『1.11597』~『1.12433』の方波の中での値動きとなっています。昨日に関しては、白い網掛けのレンジでの値動きでしたが、NY時間に同レンジを下方にブレイクしています。レンジ自体が値幅の小さいレンジで会った上にプルバックも入っていないような感じなので、やりようが無かったように思います。

『1.11597』~『1.12433』の方波に対して、フィボナッチリトレースメントをアテてみるとちょうど50%戻しのラインと木曜日のNY時間~金曜日のロンドン時間にかけてのレンジの下限ラインが重なっていますので、短期的には注目されるラインになるかも知れませんが、基本的には方向感のない状態が続いていますので、本日に関しても様子見という事で良いように思います。