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ドルの方向性に注意~2016年10月17日の為替相場解説~

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20161018-01

ドル/円の環境認識

オレンジ色のラインで引いた中期波形が前回高値(高値M1)を更新出来ずに反落してきており、上昇の流れに変化が生じつつあります。

中期波形は完全に下目線になったわけではありませんが、ロングは一旦様子見、打診売りをしても良い状態になってきています。

ドル/円の値動きの考察

ドル円1時間足20161018-02

『103.415』~『104.333』の方波の中での値動きとなりましたが、チャート画像の白い楕円の部分において、オレンジ色のラインで引いた中期波形の前回高値『高値S1』に届かずに青いラインで引いた短期波形が反転しています。

オレンジのラインで引いた中期波形は、緑色のラインを引いた前回安値のラインを下抜く事によって下目線になりますので、現時点ではまだ下目線に切り替わったとは言えない状態にあります。しかし、『高値を更新出来なかった』という事実がありますので、中期波形の上昇の流れに変化が生じつつあるという事は言えるという事になります。

上記の情勢から、打診売りを仕掛けるという選択肢はアリで、その場合のエントリーポイントは『EP1』でのエントリーが考えられました。

青いラインの短期波形は、白い楕円の中の赤い水平線をブレイクした事で、『高値・安値共に切り下げる流れ』が確定し、短期下落トレンドを形成しています。『EP1』のポイントは、直近安値のラインをブレイクして、戻ってきたタイミングでのショートのエントリーとなります。

重複になりますが、オレンジ色のラインで引いた中期波形は完全に下目線になったというわけではないので、中期波形が下目線になってから仕掛けを考えるという事であっても問題ありません。『EP1』でのエントリーは中期波形が『下目線になるかも?』という感じの所を狙った『打診売り』のエントリーとなりますので、そもそもエントリー自体しないという事でも問題ありませんし、エントリーをする場合には損切り浅目で臨む事が必要です。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20161018-01

ユーロ/円の環境認識

昨日のユーロ円は、寄り付き~東京時間OPにかけて安値を試す動きが見られましたが、安値をブレイクすることは出来ず、その後はもみ合いに入った感じの値動きとなりました。

俯瞰すれば、チャート画像白い網掛けのレンジでの値動きという事になるのかも知れません。

ユーロ/円の値動きの考察

ユーロ円1時間足20161018-02

昨日については、短期的な方向感も無く値幅もない感じの相場でしたので、やりようのない状態であったかと思います。

個人的には、短期波形の引き方に多少、迷いの出た部分があり、もしかしたら、今日以降、短期波形を修正するかも知れません。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20161018-01

ユーロ/ドルの環境認識

引き続き、下落の流れが継続している状態にあります。こうして俯瞰してみると結構下がって来たな~という感じもします。波形的にエリオット波動理論のカウントをしにくい感じなのですが、白い楕円の部分を『X波』が連続して出たと考えるのであれば、チャートに振ったようなカウントになるのかなと言う気もします。

ユーロ/ドルの値動きの考察

ユーロドル1時間足20161018-02

短期~中期的には、『1.09647』~『1.10548』の方波に対する戻り進行中と言った状態になっています。個人的には、中期的な視点から見た次の戻り売りが成功するか?失敗するか?と言う所に注目をして見て行きたいと思っています。