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いよいよアメリカ大統領選挙投開票~トランプ氏優勢報道に警戒~

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いよいよ、アメリカ大統領選挙の投開票が行われます。

クリントン候補優勢と言う情勢で、クリントン候補の勝利を予想する報道も多い状況になっているのですが、逆に言うとトランプ氏が勝った場合はかなりのサプライズという事になってしまう為、そのような結果が出た場合には、ドルはどこまで売られるか分からないというような状態になる可能性も有ります。

トランプ候補の優勢を伝えるような報道があれば、それだけで大きく動いてしまう可能性も有りますので、警戒が必要です。

ドル/円の解説

ドル円1時間足20161109-01

ドル/円の環境認識

俯瞰すれば、10月28日~11月3日にかけての下落の行ってこいと言う状態になっています。

長期トレンド(ピンク色の波)の方向性は、どちらでもないニュートラルな状態にあり、アメリカ大統領選挙の結果によって、方向性が定まる形になるのかというように思えます。

ドル/円の値動きの考察

ドル円1時間足20161109-02

昨日のドル円は、青い網掛けのレンジを形成、上方にブレイクして行ったという値動きであったかと思います。こんな時に限って、ブレイク後に綺麗なプルバックが入って、上昇して行ったというセオリー通りな形状になっていますが、アメリカ大統領選挙投開票を控えていると言う情勢下でしたので、触らないという事で良いかと思います。

この記事を書いている今現在、チャート画像白い楕円の部分のように乱高下する場面が見られています。

この白い楕円の部分は、上から下まで約110pipsほどあるのですが、アメリカ大統領選挙の経過如何によっては、このように大きく振らされるという事も考えられます。

くれぐれも安易にポジションを持たないように気を付けましょう。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20161109-01

ユーロ/円の環境認識

緑のラインで引いた長期トレンド(ピンク色の波)に対する三角持合い並びに長期トレンドの直近高値ライン『115.604』を上抜けてきました。

チャート画像に書いた数字は、中期トレンド(オレンジ色の波)に対して、エリオット波動理論のカウントを振ったものですが、11月1日~11月3日にかけての下落はX波で、11月3日の安値を底として上昇トレンドが発生、現在中期トレンドの5波進行中という状況かと思います。

ユーロ/円の値動きの考察

ユーロ円1時間足20161109-02

昨日に関しては、チャート画像白い楕円の部分が中期トレンド(オレンジ色の波)の押しとなって、上昇して行った形となっています。

白い楕円の部分の短期トレンド(青い波)の反転を見て入って行くという事も出来た形状になっていますが、アメリカ大統領選挙投開票を控えていると言う情勢下でしたので、触らないという事で良いかと思います。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20161109-01

ユーロ/ドルの環境認識

画像の尺の問題で左側が切れていますが、チャートに引いた黄色のラインは9月26日から10月25日の下げに対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものです。

こうして俯瞰すると61.8%ラインの少し上の位置から反落している事が見て取れます。

ユーロ/ドルの値動きの考察

ユーロドル1時間足

この記事を書いている今現在、チャート画像白い楕円の部分のように荒っぽい値動きをしています。アメリカ大統領選挙の経過如何によっては、このように大きく振らされるという事も考えられます。

くれぐれも安易にポジションを持たないように気を付けましょう。