FXで何やっても勝てなくて、やったコト

出るかトランプ節?トランプ次期大統領の記者会見に要注目

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本日から、日々の相場の振り返りを再開します。

今年もよろしくお願い致します。

ドル/円

ドル円1時間足20170111-01

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

【ドル/円の値動き】

始値:115.999

高値:116.335

安値:115.190

終値:115.743

-25.6pips(高値から安値:114.5pips)

1月10日のドル/円は、寄り付きから東京時間お昼ごろにかけて下落、その後切り返すも欧州時間終盤から再下落と言う値動きになりました。

上は『116.252』のラインがレジスタンスラインとして機能し、下は『115.321』のラインがサポートラインとして機能したという形になっています。

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

115.321

中期トレンド(オレンジ色の波)の直近安値。このラインの下抜けは、中期トレンド(オレンジ色の波)の下落トレンドの確定を意味します。

115.760~116.252

1月6日~9日にかけての上昇のラス押し安値~短期上昇トレンドの流れを作った高値で形成される抵抗帯

117.787

中期トレンド(オレンジ色の波)の直近高値。

118.259

中期トレンド(オレンジ色の波)の直近高値。

俯瞰すれば、中期トレンド(オレンジ色の波)はトレンドレスの状態にあり、『115.321』のラインを下抜くと中期トレンドが高値・安値切り下げの下落トレンドの形状が完成するという状況にあります。

相場を大きく見れば、1月3日高値の『118.259』~1月5日安値の『115.321』の方波の中での値動きと言う事になり、『117.487』のラインから入った戻り売勢力と『115.321』を抜かせまいとする買い勢力の勝負と言う状態になっています。

昨日の寄り付きの段階で、『115.760~116.252』の支持帯(赤い点線のボックス)の中での値動きとなっていたので、サポートとして機能するか注目していたのですが、割とあっさり下抜けしてしまいました。今度はサポレジ転換して抵抗帯となるか?と言う所ですが、抵抗帯として機能しているかのような値動きとなっています。

短期的な見地から見れば、『115.760~116.252の抵抗帯 VS 115.321のサポートライン』と言う状態になっていると言えますが、抵抗帯とサポートラインに挟まれたレベルでの売買は避け、どちらに抜けるのかを見て行くという事で良いかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円1時間足120170111-01

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

【ユーロ/円の値動き】

始値:122.630

高値:122.929

安値:122.095

終値:122.200

-43pips(高値から安値:83.4pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

121.621

12月29日安値。俯瞰すれば、今の値動きは121.621~123.744の方波の中での値動きとも言える。

121.974~122.220

12月29日~12月30日の上昇の最初の押し安値~短期上昇トレンドを確定させる事となった高値で形成される支持帯。

122.437~122.907

1月9日~の短期下落トレンドのラス高値~短期下落トレンドを確定させる事となった安値で形成される抵抗帯

123.744

12月30日高値。俯瞰すれば、今の値動きは121.621~123.744の方波の中での値動きとも言える。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、トレンドレスの状態にあり、12月29日安値の『121.621』~12月30日高値の『123.744』の方波の中での値動きとなっています。

本日寄り付き時点では、『121.974~122.220』の支持帯と『122.437~122.907』に挟まれた状況にあります。この状況にある内は、手を出すのは得策とは言えないと言えます。

相場で勝つ為には、詰まる所、『買う人ばっかりで売る人がいない所』・『売る人ばっかりで買う人がいない所』で仕掛けるという事に集約されます。最終的にどのプライスを破れば、『これまで売っていた人が買いに転じる(損切りする)のか?』・『これまで買っていた人が売りに転じる(損切りする)のか?』を見極めるという事が重要なので、上下の波の形状を見ながら、そういったポイントを見つけて行く習慣をつけて行くようにしましょう。

逆に言うと売ってる人・買ってる人共に諦めていない内に入る事は、ある意味運賦天賦のトレードと言う事になってしまいますので、抵抗帯と支持帯で挟まれたようなエリアでのエントリーを避けて行く事がとても重要です。

ユーロ/ドル

ユーロドル1時間足20170111-01

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。

【ユーロ/ドルの値動き】

始値:1.05736

高値:1.06264

安値:1.05501

終値:1.05528

-20.8pips(高値から安値:76.3pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

1.03834

1月3日からの上昇の起点となったプライス。

1.04879~1.05657

1月3日~1月6日にかけての上昇のラス押し安値~短期上昇トレンドを継続させる事となった高値で形成される支持帯

1.05174~1.05472

1月9日~1月10日の上昇の最初の押し安値~短期上昇トレンドを確定させる事となった高値で形成される支持帯

1.05678~1.05946

1月10日の下落のラス戻り高値~短期下落トレンドを確定させる事となった安値で形成される抵抗帯

1.06149

1月10日の下落の起点となったプライス。

本日寄り付き時点での状況としては、『1.05174~1.05472』の支持帯(青い点線のボックス)と『1.05678~1.05946』の抵抗帯(赤い点線のボックス)で挟まれたレベルでの推移になっています。

こういったレベルで仕掛けると方向感が無い為、非常に難しいトレードになりがちですが、難しいから儲かるというわけではなく、難しいと勝っても儲からないのが相場というモノですので、無理に仕掛けず方向性を見極めてからポジションを取って行くクセを付けて行く事が無駄撃ちをなくす事に繋がります。

ちなみに『1.05174~1.05472』の支持帯(青い点線のボックス)は『1.04879~1.05657』の支持帯(緑色のラインのボックス)の入れ子になっていますので、下抜けした場合、手放しで売りと考えず、この支持帯まで含めて見て行く事が重要です。

本日について

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

14:00 【日本】 11月景気先行指数(CI)・速報値

14:00 【日本】 11月景気一致指数(CI)・速報値

18:30 【イギリス】 11月貿易収支

18:30 【イギリス】 11月鉱工業生産指数(前月比)

18:30 【イギリス】 11月製造業生産指数(前月比)

21:00 【米国】 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

また、25:00~トランプ次期大統領の記者会見が予定されており、どういう発言をするかに非常に注目が集まっています。発言内容いかんによっては非常に大きな値動きに繋がる可能性も有りますので、会見前にはポジションを落としておいた方が良いかも知れません。