日米首脳会談を控え、ドル円買いにくいか?
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ドラギ総裁は、先週、トランプ米政権で国家通商会議トップを務めるナバロ氏が、ドイツを指して為替操作との批判した事を受けて、その批判を退けるとともに、米国で検討されている金融規制緩和の動きに警鐘を鳴らしました。
それ以外は特段、大きな材料等はなく、比較的静かな1日となりましたが、やや円高のでの推移となっています。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:112.453
高値:112.770
安値:111.615
終値:111.716
-73.7pips(高値から安値:105.4pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
112.164~112.380
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
112.241~113.151
チャート画像ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
2月6日のドル円相場は下落の流れでの推移となりました。長らくサポートとなっていた112.00近辺の支持帯を下方にブレイクしています。
これにより、中期トレンド(オレンジ色の波)は下落トレンドの形状となっています。
基本的には、戻り売り方針で、『112.164~112.380の短期トレンドの抵抗帯』と『112.241~113.151の中期トレンドの抵抗帯』が重なる辺りを中心に注目して行くという事で良いかと思います。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:121.335
高値:121.487
安値:119.943
終値:120.095
124.0pips(高値から安値:154.4pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
121.227~122.429
チャート画像ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
2月6日のユーロ円相場は、下落の流れでの推移となりました。
長らくサポートとなっていた121.00近辺の支持帯をを下方にブレイクし、中期トレンド(オレンジ色の波)は下落トレンドの形状となっています。
基本的には、戻り売りのチャンスを窺って行くという事で良いかと思います。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.07869
高値:1.07905
安値:1.07050
終値:1.07495
-37.4pips(高値から安値:85.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.06844~1.06265
チャート画像青い点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.06639~1.07359
チャート画像青の点線のボックス
旧短期下落上昇トレンドの抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.07786~1.08091
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
2月6日のユーロドル相場は、下落の流れでの推移となりましたが、引けにかけて戻し、『1.06639~1.07359の支持帯』 VS 『1.07786~1.08091の抵抗帯』と言う大まかな構図に変化が生じると言う所までは至りませんでした。
引き続き、どちらへ抜けて行くかを見て行くという事で良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
12:30 【オーストラリア】 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
14:00 【日本】 12月景気先行指数(CI)・速報値
14:00 【日本】 12月景気一致指数(CI)・速報値
15:45 【スイス】 1月スイスSECO消費者信頼感指数
22:30 【米国】 12月貿易収支
22:30 【カナダ】 12月貿易収支
22:30 【カナダ】 12月住宅建設許可件数(前月比)
24:00 【カナダ】 1月Ivey購買部協会指数
29:00 【米国】 12月消費者信用残高(前月比)
本日はRBAの政策金利発表が予定されています。米国関連の注目度の高い経済指標の発表はありません。