FXで何やっても勝てなくて、やったコト

市場の関心は米減税政策の行方へ移ったか?

更新日時:

9月13日の為替市場は、終値ベースで見ればドル買い・ユーロ売り傾向の1日となりました。

トランプ米大統領が『過去最大の減税承認プロセスが近く始まる』と発言した事や、米共和党のライアン下院議長が『9月25日の週に税制改革の草案を公表する』と発言した事が材料視されています。

ドル/円

ドル円日足チャート2017年09月14日
ドル円1時間足チャート2017年09月14日
ドル円15分足チャート2017年09月14日

日足

1時間足

短期足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

※短期足は日によって何分足かが異なります。

ドル/円の値動き

始値:110.141

高値:110.684

安値:109.896

終値:110.466

+32.5pips(高値から安値:78.8pips)

ドル/円のレジスタンスライン

110.734

ピンクの極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

110.240

緑の極太のライン

109.933

青の点線のライン

109.532

緑の点線のライン

109.261

青の点線のライン

108.696

緑の点線のライン

107.910

緑の点線のライン

107.823

青の極太のライン

107.705

青の点線のライン

107.383

青の実線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

黄色のラインは7月11日~9月8日の下落(※ヒゲは切っています)に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

現在の水準は38.2%~50%戻しの間くらいに位置しています。

【1時間足】

9月8日から上昇してきたわけですが、まとまった押しが入らずに上げ続けてきたと言えようかと思います。

この所のドル円は1時間足レベルの中期・短期トレンドの折り返しを利用するような相場展開ではなく、短期売買推奨と言った相場状況になっています。

昨日については、白い楕円で囲った部分の値動きをどう捉えるか?と言う事がカギになったかと思います。

この部分は日足レベルのレジスタンスライン『110.240』が存在しており、寄り付きから一度上抜けを試したものの抜けきれずに欧州時間にかけて下落、NY時間にもう1度上抜けにトライと言う値動きでした。

上抜けに失敗すればダブルトップになったという事も言え、ダブルトップ狙いで構えていたという人もいるのかなと思います。

『短期足』のタブをクリックすると表示されるのは15分足になりますが、白いラインで描いた波のような感じで反発しています。

ここで一番やってはいけなかった事は、1時間足がダブルトップになって欲しいという根拠のない希望を持って、1時間足のダブルトップの右の山の頂点から売ってやろうという事で赤い丸の辺りから逆張りのショートをしてしまう事です。

赤い丸の部分を15分足で見れば、15分足ではダブルボトムのネックライン上抜けをしてしまっており、波形からすれば売る相場ではないという事が分かります。

逆にここは買いだったという事が出来ますが、プルバックが入らない感じで抜けて行ってしまった為、買いそびれてしまったという方も多いかと言うように思います。抜けてすぐに入るか?プルバックを待って入るかは相場の永遠の課題とするに足るテーマですが、抜けてすぐ買うと決めている人はそれはそれで良いですし、プルバック待ちで買うと決めていて買えなかった人は仕方ないという事で割り切るという事で良いかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2017年09月14日
ユーロ円1時間足チャート2017年09月14日
ユーロ円15分足チャート2017年09月14日

日足

1時間足

短期足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

※短期足は日によって何分足かが異なります。

ユーロ/円の値動き

始値:131.804

高値:132.000

安値:131.238

終値:131.293

-51.1pips(高値から安値:76.2pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

131.956

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

131.327

緑の極太のライン

131.202

緑の点線のライン

131.057

青の点線のライン

130.916

緑の実線のライン

130.858

緑の点線のライン

130.699

青の点線のライン

130.604

緑の点線のライン

130.342

緑の極太のライン

129.603

青の極太のライン

129.395

青の実線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

ユーロ円は4月14日から始まった上昇トレンドが継続している状況にあります。

ただ、7月・8月の値動きはあまりスッキリした値動きではなくなってきています。

【1時間足】

9月8日から上昇してきた格好になっていますが、まとまった押しが入らずに上げ続けてきたような値動きとなっています。

昨日の下落によって、やっとまとまった押しが入ったと見ることも出来ますが『A』のような形になって下落して行く事も無くはないので押しと決めつけずに相場を見て行く事が必要になってきます。

昨日に関しては、結果論から言えば売りが正解だったという事になります。

ユーロ円は年初来高値圏にあり、ラウンドナンバー以外のレジスタンスラインが相当遡らないとない状態で、昨日に関しても終わってみれば結果的に『131.956』にラインが引けたという事なのであって、昨日の寄り付き段階では『132.000』のラウンドナンバーを足掛かりにせざるを得ないという状態でした。

『短期足』のタブで表示されるチャートは15分足になりますが、波が比較的ガタガタで波の捉え方によっては売っても何度か損切りになってしまった可能性もあるように思え、波形としては難しい相場でした。

上の方から売れればそれに越した事はない相場でしたが、難易度と言う意味で無理に参加しなくても良かった相場だったかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2017年09月14日
ユーロドル1時間足チャート2017年09月14日
ユーロドル15分足チャート2017年09月14日

日足

1時間足

短期足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

※短期足は日によって何分足かが異なります。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.19650

高値:1.19942

安値:1.18722

終値:1.18838

-81.2pips(高値から安値:122.0pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.20785

ピンクの点線のライン

1.20683

ピンクの点線のライン

1.20476

赤の点線のライン

1.20387

ピンクの点線のライン

1.20312

ピンクの極太のライン

1.20205

ピンクの点線のライン

1.20051

赤の点線のライン

1.19887

赤の点線のライン

1.19857

ピンクの点線のライン

1.19289

赤の点線のライン

1.19078

赤の点線のライン

1.18954

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.18617

青の極太のライン

1.18570

青の点線のライン

1.18365

緑の実線のライン

1.18206

緑の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

ユーロドルは昨年12月から始まった上昇トレンドが継続しています。

今週明けから下落の流れでの推移となっていますが、日足のレベルではトレンドが転換すると言った状況にはなっていません。

【1時間足】

昨日のユーロドルは、戻り売りが入って大きく下落して行った格好になっています。

意識されたのは『1.19887』のラインで、このラインは何なのか?と言うと短期上昇トレンドのラス押し安値のラインで、このラインがサポレジ転換してレジスタンスラインとしての役割を果たした格好になっています。

『短期足』のタブで表示されるチャートは15分足になりますが、白いラインのような形で波が切り替わっています。

波が反転した際の下落の勢いが強かった上、プルバックが入らずに落ちて行ってしまった為、プルバックを待ってから入りたいタイプの人は入り損ねてしまった人もいそうな感じの下落になっていますが、赤のラインで売った場合、買いが入る可能性のあった『1.19289』迄の距離を考えると損切りを『1.19857』の少し上に置いてしまうとリスクリワードと言う点で1:1に近い感じになってしまう為、赤いラインで売る場合には損切りを白いラインの少し上位に置く必要性があります。

結果論として見れば杞憂ですが、飛び乗り気味に入る場合には損切りが遠くなってしまう事も割とよくありますので、リスクリワードのバランスが取れる範囲内で合理的な損切りポイントが無いような場合はエントリーを留まる等の工夫も必要です。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)

08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

10:30 【オーストラリア】 8月新規雇用者数

10:30 【オーストラリア】 8月失業率

11:00 【中国】 8月小売売上高(前年同月比)

11:00 【中国】 8月鉱工業生産(前年同月比)

13:30 【日本】 7月鉱工業生産・確報値(前月比)

16:30 【スイス】 スイス国立銀行3カ月物銀行間取引金利誘導目標中心値

17:00 【南アフリカ】 4-6月期四半期経常収支

20:00 【英国】 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表

20:00 【英国】 英中銀資産買取プログラム規模

20:00 【英国】 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨

21:30 【米国】 8月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

21:30 【米国】 前週分新規失業保険申請件数

21:30 【米国】 8月消費者物価指数(CPI)(前月比)

21:30 【米国】 8月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)

21:30 【カナダ】 7月新築住宅価格指数(前月比)