FXで何やっても勝てなくて、やったコト

欧州関連の材料多数。カタルーニャ自治州の独立はどうなる?

更新日時:

昨日はユーロ買い傾向の1日となりました。

1. 8月のドイツ貿易統計で輸出が1年ぶりの大きな伸びとなった事

2. ECB(欧州中央銀行)のラウテンシュレーガー専務理事が来年の資産買い入れ縮小と将来的な買い入れ終了の必要性に言及した事

3. スペイン・カタルーニャ自治州が正式な独立宣言を延期

と言った所が材料視されました。

ドル/円

ドル円日足チャート2017年10月11日
ドル円1時間足チャート2017年10月11日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:112.672

高値:112.820

安値:111.982

終値:112.427

-24.5pips(高値から安値:83.8pips)

ドル/円のレジスタンスライン

113.374

ピンクの点線のライン

112.898

赤の点線のライン

112.833

ピンクの極太のライン

112.780

赤の点線のライン

112.727

赤の点線のライン

112.562

赤の点線のライン

112.485

赤の点線のライン

112.437

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

112.810

青の極太のライン

112.009

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

ドル円は日足レベルでは明確なトレンドはない状態にあり、引き続きピンクのラインで描いた下落の方波の中での値動きになっています。

日足レベルのサポレジを見て行くと上方向では『112.833』の上は比較的大きな隙間(チャート画像紫の網掛けの部分)があり、下方向では『111.719』の下に比較的大きな隙間(チャート画像青の網掛けの部分)がある状態になっています。

9月8日から始まった上昇(『108.823』~『112.833』※ヒゲは切って考えています)に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものが黄色のラインになります。

23.6%戻し近辺・・・111.719

38.2%戻し近辺・・・110.734

50.0%戻し近辺・・・110.240

上記のような分布になっており、サポートラインとして注目される可能性があります。

『112.314~112.833』のレンジを下抜ける場面もありましたが、終わってみれば長めの下ヒゲになっており、終値ベースではレンジを抜けておらず、状況に大きな変化はありません。

大きな隙間の空いたエリアの前に存在するサポレジは強くなる傾向がありますが、これは最終防衛ライン的な位置付けとなる事で意識されやすくなる事がその要因で、強くても絶対に抜けないというモノではなく、抜ける事もあるわけですが、そういった観点からサポレジの強さを評価して、その近辺でのみ仕掛けを考えるようにするとトレードをする日・しない日が大体わかるようになるので、ずっとモニターの前にいなくてもよくなり、生活にゆとりが出ますので、そういった事も併せて評価して行くようにしましょう。

【1時間足】

白い楕円で囲った部分が日足の長い下ヒゲの部分と言う事になります。

サポートライン付近で長い下髭を出す=サポートされたと考えがちですが、この部分の波形を見てみると白いラインの波形を描く事が出来ます。

波形は下向きになっており、まだ反転していないという事が分かります。この事から、買いは時期尚早と言え、日足の形状だけを見て買いを入れて行くのは運否天賦の感が否めません。

もちろん、このまま反発して行く可能性もあるわけですが、底値圏を作ったり、波形が折り返してからエントリーを考えても遅くありませんし、そもそも論として『112.314~112.833』のレンジの中でトレードをする事自体がどうなの?と言う観点もあり、その上、『112.314~112.833』の中には1時間足レベルのレジスタンスラインがいくつもあり、ここを買う事に合理性があるか?と言えば、懐疑的な感じがします。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2017年10月11日
ユーロ円1時間足チャート2017年10月11日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:132.257

高値:132.858

安値:132.129

終値:132.748

+49.1pips(高値から安値:72.9pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

133.131

赤の点線のライン

133.069

ピンクの点線のライン

133.017

ピンクの点線のライン

132.905

ピンクの極太のライン

132.852

ピンクの点線のライン

132.793

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

132.625

緑の点線のライン

132.516

緑の点線のライン

132.366

青の点線のライン

132.257

青の点線のライン

132.172

青の点線のライン

132.030

青の点線のライン

131.958

青の点線のライン

131.891

青の点線のライン

131.804

緑の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

ユーロ円の日足の形状は上昇トレンドの状態にあり、9月8日~21日の上昇に対して、押しと思しき下落が入った格好になっています。

9月末頃から『131.804』~『132.905』のレンジに入り込んでいる状態となっています。

日足のサポレジを見て行くと上方向では『132.905』の上に比較的大きな隙間があり、下方向にはサポートラインが散在している状態にあり、『129.603』から下には100pipsを超える大きな隙間のあるエリアが複数存在しています。

9月6日から始まった上昇(『129.603』~『134.251』※ヒゲは切って考えています)に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものが黄色のラインになります。

50.0%戻し近辺・・・131.804

61.8%戻し近辺・・・131.292

上記のような分布になっており、サポートラインとして注目される可能性があります。

『131.804』~『132.905』のレンジを脱しておらず、状況に大きな変化はありません。

【1時間足】

昨日のユーロ円はスッキリした感じの上げ方ではありませんでしたが、終わってみれば『131.804』~『132.905』のレンジの上限付近まで上昇しています。

基本的にはレンジの中で値動きですので、上限・下限の近辺で仕掛けたいという状況で、レンジの真ん中から上の値動きであった事もあり、仕掛け難い日であったかと思います。

レンジの下の方から買えていた場合は相場を眺めていれば良かったわけですが、新規に買って行くのは少し難しかったのではないかと思います。

本日に関しては、レンジの上限ラインが近づいて来ていますので、上限ライン近辺での波形を見て行くという事になろうかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2017年10月11日
ユーロドル1時間足チャート2017年10月11日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.17388

高値:1.18246

安値:1.17380

終値:1.18072

+68.4pips(高値から安値:86.6pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.18287

ピンクの点線のライン

1.18199

ピンクの点線のライン

1.18132

ピンクの極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.18017

青の点線のライン

1.17792

緑の点線のライン

1.17646

青の点線のライン

1.17505

緑の点線のライン

1.17388

青の点線のライン

1.17302

青の点線のライン

1.17262

青の点線のライン

1.17216

青の極太のライン

1.17136

緑の点線のライン

1.17068

緑の点線のライン

1.16880

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

ユーロドルは『1.17216』のラインを跨いでの攻防が続いていましたが、反発した感じになっています。

日足のサポレジを見て行くと上方向では『1.18838』の上に比較的大きな隙間があり、下方向は『1.17216』から下には大きな隙間のあるエリアが存在しています。

9月20日から始まった下落(『1.19926』~『1.17093』※ヒゲは切って考えています)に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものが黄色のラインになります。

38.2%戻し近辺・・・1.18132

50.0%戻し近辺・・・1.18617

61.8%戻し近辺・・・1.18838

上記のような分布になっており、サポートラインとして注目される可能性があります。

白い楕円の部分がダブルボトムになる可能性があり、本日はネックラインブレイクが起こるかどうかを見て行くという事になりそうです。

【1時間足】

昨日のユーロドルは比較的すんなり上がって行った格好になっています。

エントリータイミングについては、昨日の記事で解説したポイントで入れればベストだったかと思います。

昨日の上昇によって、1.18代での値動きになってきていますが、1.18から上には日足レベルの重要レジスタンスラインが散見される状態に入ってきます。売りを考える人も出てくるレベルに入ってきますが、下の不から買っている人は一旦利食って、波形を見て入り直す等しても良いかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:50 【日本】 8月機械受注(前月比)

20:00 【米国】 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

27:00 【米国】 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨