ブレグジット交渉不調の蒸し返しとロシアゲート問題でややリスク回避
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12月5日の為替市場は、前日、メイ英首相とユンケル欧州委員会委員長・バルニエ欧州連合(EU)首席交渉官の英EU離脱(Brexit)に関する会談が不調に終わった事や、米大統領選へのロシア介入疑惑を捜査するモー特別検察官は、ドイツ銀行に対しトランプ氏一族の口座に関する情報提供を求めたと報じられた事などを受けてややリスク回避的な値動きであったように思いますが、それほど大きな値動きには繋がりませんでした。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:112.388
高値:112.858
安値:112.370
終値:112.582
-19.2pips(高値から安値:48.8pips)
ドル/円のレジスタンスライン
113.156
赤の極太のライン
113.105
ピンクの点線のライン
112.981
ピンクの点線のライン
112.832
ピンクの点線のライン
112.763
ピンクの点線のライン
112.456
赤の点線のライン
112.379
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
111.834
青の点線のライン
111.743
青の点線のライン
111.656
緑の点線のライン
111.624
緑の点線のライン
111.555
緑の点線のライン
111.403
青の点線のライン
111.340
青の点線のライン
111.133
青の点線のライン
111.062
青の極太のライン
110.987
青の点線のライン
110.894
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円は『110.734』のサポートラインの手前から反発、『113.105』のレジスタンスラインを試しに来た展開となっていますが、『113.105』のレジスタンスラインの手前で頭を抑えられつつある格好になっています。
【1時間足】
俯瞰すれば、『111.062』のサポートラインと『113.105』のレジスタンスラインに挟まれたエリアでの値動きとなっています。
昨日に関しては、どちらかというと『113.105』に近いレベルでの値動きとなりました。
短期的な目線で言えば、白い楕円の部分でダブルボトムを形成、ネックラインを上方にブレイクしています。
この動きだけを見るのであれば、プルバックが入って戻ってきた赤い楕円の辺りでロングをしたくなるような値動きと言えますが、ここで買ってしまうと損切になってしまった公算が高いと思います。
ここで買ってしまって負けてしまった人は、何故ここでの買いが失敗したのか?を考える必要があります。
1. 前提条件として日足のレジスタンスライン『113.105』が近いレベルで同ラインを抜ける前の買い仕掛けはあまり得策ではない。
上位の時間足のレジスタンスラインの少し下のレベルでの値動きという前提から考えた場合、下から買っている人は『113.105』での利食いを考えていたり、逆張りで新規の売りをしてくる人もいるという想定が建てられます。
そういった観点からすると自分と反対の目線(売り目線)の人達が出てきてもおかしくないレベルであり、そういった人達が一定数以上いると考えられるのであれば勝ち負けは運否天賦のレベルと言える為、優位性が高いポイントとは言い難いと言えます。
2. 青い波形のラス戻り高値を上抜いていない
白い楕円の部分において、ダブルボトムを形成、ネックラインを上方にブレイクしていますが、赤い楕円で囲った部分の青い波形のラス戻り高値を上抜いてはおらず、売り目線でいる人はラス戻り高値ラインから売ってくる可能性があり、ネックラインからの買い勢力とラス戻り高値ラインからの売り勢力の攻防の結果は運否天賦のレベルであり、客観的優位性は認められない。
こういった点に思い至る事が出来れば、ロングのエントリーを思い留まれたのではないかと思うのですが、ロングをして負けてしまった人は自分と逆の目線の人がどう考えているのか?という事をエントリーする前に熟考してからエントリーするようにする事が重要です。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:133.275
高値:133.734
安値:132.998
終値:133.111
-16.4pips(高値から安値:73.6pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
134.452
ピンクの点線のライン
134.341
ピンクの極太のライン
134.235
ピンクの点線のライン
133.944
ピンクの点線のライン
133.670
ピンクの点線のライン
133.246
赤の点線のライン
132.904
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
133.023
緑の極太のライン
132.496
緑の点線のライン
132.267
緑の点線のライン
132.060
青の点線のライン
131.943
青の極太のライン
131.877
青の点線のライン
131.860
緑の点線のライン
131.664
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円は白い網掛けのレンジの上限ラインにワンタッチして反落、昨日のクローズ時点では『133.023』のラインではサポートされています。
日足の波形の形状からすると非常に難しい形状となっており、ある程度長めのポジションを取るスタイルの方は無理に触らなくても良いように思います。
【1時間足】
『133.023』と『134.341』に挟まれたエリアでの値動きになっていますが、本日寄り付きからの値動きによって同ラインの下ので値動きになってきています。
『133.023』は日足レベルのサポートラインですので、抜けたかどうかは基本的には日足の終値で判断すべきものですので、判断は慎重に行うようにしましょう。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.18634
高値:1.18758
安値:1.17999
終値:1.18248
-38.6pips(高値から安値:75.9pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.19618
赤の点線のライン
1.19581
ピンクの点線のライン
1.19309
ピンクの極太のライン
1.19283
ピンクの点線のライン
1.19077
赤の点線のライン
1.19030
ピンクの極太のライン
1.18886
赤の点線のライン
1.18743
ピンクの点線のライン
1.18650
ピンクの点線のライン
1.18471
赤の点線のライン
1.18418
赤の点線のライン
1.18359
赤の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.18115
緑の極太のライン
1.18048
青の点線のライン
1.18009
緑の点線のライン
1.17981
緑の点線のライン
1.17966
緑の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
ユーロドルは『1.18359』~『1.19309』のサポレジに挟まれたエリアでの値動きとなっていましたが、昨日の値動きによって『1.18359』のサポートラインを下方にブレイクしてきています。
白い楕円で囲った髭の先まで見るのであればダブルトップのような形状と見る事も出来ようかと思います。
その場合のネックラインは『1.18359』という事になり、昨日の値動きでネックラインブレイクが起こったと見る事が出来ますが、その下には『1.18115』並びに『1.17966』というサポートラインが存在し、手放しで即売りというわけでもないという微妙な状況になっています。
【1時間足】
『1.18115』並びに『1.17966』のサポートラインと『1.18359』に挟まれたエリア近辺での値動きになっており、難しいエリアでの値動きとなっています。
『1.18115』並びに『1.17966』からの買いと『1.18359』からの売りのどちらの力が上回るかを見て行く相場という事になりそうです。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
09:30 【オーストラリア】 7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
09:30 【オーストラリア】 7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
17:15 【スイス】 11月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:00 【米国】 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
22:15 【米国】 11月ADP雇用統計(前月比)
22:30 【米国】 7-9月期四半期非農業部門労働生産性・改定値(前期比)
22:30 【カナダ】 7-9月期四半期労働生産性指数(前期比)
24:00 【カナダ】 カナダ銀行 政策金利