FXで何やっても勝てなくて、やったコト

今週はパウエル新議長初の議会証言。パウエルFRBのスタンスが垣間見えるか?

更新日時:

先週末金曜日の為替市場では、FRB(米連邦準備理事会)がタカ派的な傾向を強める可能性があるとの観測からNY時間にドルが買われる場面がありました。

FRBは、今週のパウエル議長の議会証言に先立ち、議会に半期に一度の金融政策報告を提出。国内経済の底堅さを踏まえ段階的な追加利上げが正当化されるとの認識を示しています。

パウエル体制になってから、初めての議会証言ということで、パウエル議長がどういう姿勢を示してくるか?普段の議会証言よりも注目が集まるのではないかと思われます。予想通りタカ派的スタンスで臨んでくるのか?予想よりはハト派なものとなるのか?注目していきましょう。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年02月25日
ドル円1時間足チャート2015年02月25日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:106.728

高値:107.127

安値:106.505

終値:106.856

+12.8pips(高値から安値:62.2pips)

ドル/円のレジスタンスライン

107.823

赤の極太のライン

107.760

ピンクの点線のライン

107.560

ピンクの点線のライン

107.253

赤の点線のライン

107.104

赤の点線のライン

107.077

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

106.556

青の点線のライン

106.483

青の点線のライン

106.310

緑の点線のライン

106.108

青の極太のライン

106.102

青の点線のライン

106.018

青の点線のライン

105.699

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

ドル円の日足の形状は、上下ともにヒゲのある小陽線となりました。

日足の波は下落トレンドの状態にあります。

『106.108』のサポートラインと『107.823』のレジスタンスラインに挟まれたエリアの値動きになっており、真ん中やや下くらいの位置での値動きとなっています。

当面は『106.108』のサポートラインを下抜いて下落トレンドが継続していくか?『107.823』を上抜いてダブルボトムになるのか?を見ていく相場になりそうです。

【1時間足】

先週末金曜日2月25日のドル円相場は、寄り付きから欧州時間OP前後にかけて上昇、欧州時間以降は一転して下落という値動きとなりました。

『107.104』のレジスタンスライン(赤い楕円のあたり)から売りが入った格好になっていますが、『107.104』というのは、緑の楕円で囲った上昇の波のラス押し安値ラインがサポレジ転換したラインで、比較的意識されやすい所から売りが入ったように思います。

短期的な波は、青いラインの波と白いラインの波の二通りの見方があり、白い波と考えていて、ラス戻り高値ブレイク→プルバックで買いとやったトレーダーさんもいらっしゃるかと思います。

この場合には、結果的にダマシにあって損切りになってしまった公算が高いのではないかと思われますが、白い波のラス戻り高値ブレイクで買う場合には、『107.104』がどういう種類のラインであるのか?が見えておらず、青の波のような考え方もあるということに思い至っていなかったということになるかと思います。

白い波のラス戻り高値ブレイクの位置でのエントリーがリスクを取る上で妥当であったか?売りが入ってくる可能性のあるラインはどこか?ということを総合的に判断すれば、ここでの買いはリスキーな感じが否めません。

白い波と考えて買う人はある程度いたと考えられますが、同時に『107.104』に戻ってきたときに売ろうと考えていた人がいそうということも事前に予測のつく事であり、その両勢力の力比べに参加することがリスクを取る上でどうなのか?という判断の問題であったということになろうかと思います。

それが分かった上で、『それでも買いだ(`・ω・´)』という何らかの判断の上で買ったのであればOKかなと思いますが、そういう事を分からずに衝動的に買ってしまった人は反省が必要になります。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年02月25日
ユーロ円1時間足チャート2018年02月25日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:131.584

高値:131.839

安値:130.923

終値:131.370

-21.4pips(高値から安値:91.6pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

133.278

ピンクの点線のライン

133.086

赤の極太のライン

133.060

ピンクの点線のライン

133.013

ピンクの点線のライン

132.992

ピンクの点線のライン

132.728

ピンクの点線のライン

132.326

赤の極太のライン

132.172

赤の点線のライン

132.987

赤の点線のライン

131.928

ピンクの点線のライン

131.829

ピンクの点線のライン

131.746

ピンクの点線のライン

131.472

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

131.447

青の極太のライン

131.292

青の極太のライン

131.083

青の点線のライン

131.030

青の点線のライン

130.916

緑の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

ユーロ円の日足の形状は、上下ともにヒゲあり、やや下ヒゲの方が長い感じの小陰線となりました。

日足の波形はオレンジの波、白い波ともに上昇トレンドの形状がくずれています。

『131.447』・『131.292』のサポートラインの下側へ入り込んできましたが、終値では『131.447』のほんの少し下で引けています。

【1時間足】

寄り付き~東京時間OP前後に上昇したものの、その後は下落の流れでの推移となりました。引けにかけて少し戻して引けています。

1時間足レベルのサポレジが少しきれいになりましたが、先週末に関しては『131.000』付近のサポレジが機能した格好になっています。

相変わらず、いくつかの見方のある波形が継続しています。トレードをするかしないかに関わらず、どういう波の見方があるのか?いくつかのバリエーションがある前提で考えて行きましょう。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年02月25日
ユーロドル1時間足チャート2018年02月25日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.23284

高値:1.23362

安値:1.22790

終値:1.22938

-34.6pips(高値から安値:57.2pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.25483

ピンクの点線のライン

1.25070

ピンクの極太のライン

1.24706

赤の点線のライン

1.24334

ピンクの点線のライン

1.24244

ピンクの点線のライン

1.24121

ピンクの点線のライン

1.23719

赤の点線のライン

1.23476

ピンクの点線のライン

1.23356

ピンクの点線のライン

1.23167

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.22930

緑の点線のライン

1.22685

青の点線のライン

1.22648

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

ユーロドルの日足の形状は、小陰線となりました。

日足の波形はオレンジ色の波形・オレンジ色の波形の集合体であるピンクの波形共に上向きの状態にありますが、ダブルトップになる可能性が出てきています。

【1時間足】

白い楕円の部分でダブルボトムを形成、ネックラインを上抜け、プルバックが入ってネックラインまで戻ってきた格好になっています。

一応反発したものの上がり切らず、かといってネックラインを割るわけでもなくと言った値動きのまま越週しています。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

26:45【英国】カーニー英中銀(BOE)総裁、発言

14:00【日本】12月景気先行指数(CI)・改定値

14:00【日本】12月景気一致指数(CI)・改定値

24:00【米国】1月新築住宅販売件数(年率換算件数)

24:00【米国】1月新築住宅販売件数(前月比)