米中貿易戦争!日米で株安・円高
更新日時:
トランプ大統領は22日、最大600億ドル(約6.3兆円)規模の中国製品に対する関税を課すことを目指す大統領覚書に署名しました。
これを受けて、貿易戦争勃発による世界景気減速懸念からリスク回避の円高・株安が進行しています。
在米中国大使館は『(中国は)誰とも貿易戦争を望まない』としながらも、『それを恐れておらず、貿易戦争から後ずさりする事はないだろう』との声明を発表しています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:106.058
高値:106.064
安値:105.253
終値:105.305
-75.3pips(高値から安値:81.1pips)
ドル/円のレジスタンスライン
107.190
ピンクの点線のライン
106.815
ピンクの極太のライン
106.672
ピンクの点線のライン
106.590
ピンクの点線のライン
106.521
ピンクの極太のライン
106.382
赤の点線のライン
106.325
赤の点線のライン
106.301
ピンクの点線のライン
106.201
赤の点線のライン
106.058
ピンクの点線のライン
105.918
赤の極太のライン
105.893
ピンクの点線のライン
105.756
ピンクの点線のライン
105.431
赤の極太のライン
105.327
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
105.274
緑の点線のライン
102.956
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
3月22日のドル円の日足の形状は、ヒゲがほぼない大陰線となりました。
日足の波は下落トレンドの状態にあります。
日足のトレンドの直近安値ライン『105.431』を下抜き、昨日の終値ベースではそのすぐ下の『105.274』のサポートラインで辛うじて止まっていたのですが、本日寄り付きからの下落によって『105.274』のラインを下抜けています。
『105.274』は日足レベルのサポートラインなので、抜けたかどうかは日足の終値で判断するものですので、プルバックが入って戻ってくるようなことがあれば要注目です。
【1時間足】
昨日並びに本日これまでの値動きによって、日足のレベルのサポートライン『105.431』・『105.274』を破ってきました。
こういったラインで逆張りをした人はやられてしまった公算が高いと思われますが、逆張りと波の予測というお話をしてみようかなと思います。
昨日の記事・昨日の動画の中で、白い楕円で囲った部分の戻りは直近の波に対する割合という意味では戻りと考えてよさそうだけれども、値幅的には小さいので、これを戻りと考えず、一本の波(画像で言うと青い波)と考える見方もあるのではないか?といったようなお話をしました。
日足のレベルのサポートライン『105.431』・『105.274』で逆張りをすると考えている場合、『105.431』・『105.274』の付近で波が折り返してくれないと困るということになります。
波がどこまで伸びる可能性があるのだろう?ということを考える必要があるのですが、白い波と考えている場合は『二度も戻りが入ってるし、そろそろ反転するだろう』と考える人もいると思います。なんでそう考えるのか?というとエリオット波動理論では5波1サイクルという考え方がある為なわけですが、青い波として見ている場合には、『105.431』・『105.274』にファーストタッチしてきた時点では3波目という状況であることが見て取れます。
仮に5波まで出るのだとすれば、もう1波出る可能性があり、そこに考え至れば『105.431』・『105.274』での逆張りを思い止まれたということになります。
逆張りが成功するときというのは、波が伸び切ったところで重要なサポレジに当たった時であり、逆張りをする場合には波が伸び切っているのか?まだ伸びる余地が残されているのか?を考えなければなりません。
逆張りがウマい人というのは、サポレジの強さが事前に分かる人と勘違いされる向きがありますが、逆張りがウマい人というのは波が伸び切ったかどうかを見切るのがウマい人のことで、それを見切れるからこそピンポイントで仕掛けを打つ事が出来るわけなのですが、それが出来るようになるというのは相当な修練が必要で、修練を積んだとしてもウマくいかないことも多い分野です。
ですので、最初のうちは日足のサポレジであれば1時間足などで波の折り返しを見て入るという事で良く、そのことが修練にもなりますので、サポレジの強さを評価することに血道をあげるのではなく、『引いたサポ時の付近で波が折り返すか?』という現象面を追っていくようにしていくと良いのではないかと思います。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:130.857
高値:131.008
安値:129.478
終値:129.586
-127.1pips(高値から安値:153.0pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
132.326
赤の極太のライン
132.256
ピンクの点線のライン
132.210
ピンクの点線のライン
131.903
ピンクの極太のライン
131.584
ピンクの点線のライン
131.447
ピンクの点線のライン
130.857
ピンクの極太のライン
130.766
ピンクの点線のライン
130.604
赤の点線のライン
130.345
赤の点線のライン
130.104
ピンクの点線のライン
130.032
赤の極太のライン
129.459
赤の点線のライン
129.395
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
129.603
青の極太のライン
129.101
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
3月22日のユーロ円の日足の形状は、大陰線となりました。
日足の波はオレンジの波の直近安値『130.032』(赤い楕円の安値)を下抜き、高値・安値切り下げの下落トレンドの形状になっています。
『130.032』ラインのすぐ下に『129.603』というサポートラインがありますが、昨日については丁度同ラインのあたりで引けており、本日これまでの値動きによって同ラインを下抜けています。
【1時間足】
3月22日のユーロ円は寄り付きから下落傾向となり、日足のサポートライン『130.032』を下抜いてきました。『129.603』に関しては、昨日時点ではギリギリサポートされた感じでしたが、本日はこれまでの所『129.603』の下での値動きとなっています。
俯瞰すれば、緑の楕円で囲った緑の下落の片波があり、これに対して青い楕円の部分で反発、戻り売りが入って下落している最中という状況にあります。
青い楕円の戻りを細かく見ていくと青いラインの波を引く事が出来ますが、この波のラス押し安値は黄色の水平線ということになります。
3月20日の値動きによって、同ラインを破ったことで青い波の方向性に変化が生じているという状態で機能の相場を迎えたわけですが、昨日の値動きの中で、青い波の直近安値である黄色の楕円の安値を破っています。
緑の波が高値を切り下げているという状況の中で、緑の波よりも一回り小さい青い波が高値・安値切り下げの状態になったということを根拠に売るというのもナシではなかったのですが、赤い楕円のあたりで売るとした場合、日足レベルのサポートラインまでの距離がないため、エントリーに踏み切るかは微妙な所であったかと思います。
結果論としては日足のサポートラインを破っているわけですが、それはあくまでも結果論なのでここでは売らないという決断をしたとしてもそれはそれでOKかと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.23377
高値:1.23877
安値:1.22843
終値:1.23044
-33.3pips(高値から安値:103.4pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.24099
ピンクの極太のライン
1.23904
ピンクの極太のライン
1.23845
赤の点線のライン
1.23810
ピンクの点線のライン
1.23726
ピンクの点線のライン
1.23448
赤の点線のライン
1.23377
ピンクの極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.23181
緑の点線のライン
1.23008
青の点線のライン
1.22884
緑の点線のライン
1.22613
青の点線のライン
1.22426
青の極太のライン
1.22401
青の点線のライン
1.22351
緑の点線のライン
ユーロ/ドルの解説
【日足】
3月22日のユーロドルの日足の形状は、やや上ヒゲが長い感じの陰線となりました。
引き続き赤い楕円で囲った片波の中での値動きが継続していますが、直近の値動きとしては『1.22426』~『1.23904』のレンジの中での値動きとなっています。
【1時間足】
赤い楕円で囲ったダブルトップと紫の楕円で囲ったダブルボトムに挟まれた状態になっています。
ネックラインからの売り VS ネックラインからの買い といったような構図になっています。
この戦いに身を投じても消耗するだけということになろうかと思いますので、決着が着くまで様子見ということで良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:30【日本】2月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:30【日本】2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:50【日本】前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
08:50【日本】前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
21:30【米国】2月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
21:30【米国】2月耐久財受注(前月比)
21:30【カナダ】1月小売売上高(前月比)
21:30【カナダ】1月小売売上高(除自動車)(前月比)
21:30【カナダ】2月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30【カナダ】2月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
23:00【米国】2月新築住宅販売件数(年率換算件数)
23:00【米国】2月新築住宅販売件数(前月比)