イタリアのサルビーニ副首相、EUのユンケル欧州委員長とモスコビシ欧州委員を欧州の敵と批判
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10月8日の金融市場は、米株は下落基調、日経平均・独株も下落、米債券はコロンブスデーで休場。為替はドル円・ユーロ円・ユーロドルは全て下落となっています。
イタリアのサルビーニ副首相が記者会見で、EUのユンケル欧州委員長とモスコビシ欧州委員(経済・財務・税制担当)を欧州の敵と批判するなど、予算案を巡るイタリアとEU(欧州連合)の対立が材料となっています。
ドル円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル円の値動き
始値:113.781
高値:113.935
安値:112.814
終値:113.204
-57.7pips(高値から安値:112.1pips)
ドル円の解説
【日足】
ドル円は三日続落となっています。個人的には115円を試しに行くかなと思っていたのですが、その手前から売られた格好になっています。
黄色の水平線は『110.058』~『114.524』迄の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
『110.058』~『114.524』の間に存在している日足レベルのサポートラインは以下のようになっています。
『113.128』・・・23.6%戻しラインと38.2%戻しラインの中間辺り。
『111.793』並びに『111.669』・・・61.8%戻しラインにほぼ重なるレベル。
『110.737』・・・76.4%戻しラインの少し下辺り。
波形の観点からするとオレンジ色の波、紫色の波共に上昇トレンドの形状を崩しておらず、日足レベルの波に乗って行くトレードをする場合、売りは時期尚早と言う事になります。
売る場合には短期売買前提で押し目買いが入りそうなポイントに注意しながら売るようにしましょう。
【1時間足】
今日はいつもより長めの期間が写っているチャートを持ってきました。
黄色の水平線は『110.482』~『114.524』迄の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
こうして見てみると50.0%戻しライン~61.8%戻しラインの間に1時間足レベルのサポートラインが沢山ある事が分かります。
一方で波形の観点からすると青い上昇の波のラス押し安値を崩しており、青い波の方向性に変化が生じた事が見て取れます。
時が経つことによって、『110.482』~『114.524』迄の上昇に対しての押し目買いを狙う勢力と『114.524』からの下落に対する戻り売りを狙う勢力の仕掛け所が明らかになってくると思いますので、その構図を正しく捉え、どちらが勝つかを見極めて入れるタイミングを探していきましょう。
ユーロ円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ円の値動き
始値:131.088
高値:131.237
安値:129.499
終値:130.094
-99.4pips(高値から安値:173.8pips)
ユーロ円の解説
【日足】
オレンジの波がダブルボトムを形成、ネックラインを上方にブレイク、『133.096』のレジスタンスラインで頭を押さえられて反落してきた格好になっています。
オレンジの波のダブルボトムのネックラインでは止まらずといった格好になっています。
黄色の水平線は『125.585』~『132.906』迄の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
50.0%戻しライン・61.8%戻しラインを挟むような形で『129.688』『128.208』というサポートラインが存在しており、昨日は『129.688』にワンタッチしてきています。
『129.688』と『128.208』に挟まれたエリアを抜けるかどうかを見ていくという事になろうかと思います。
【1時間足】
日足のパートでも触れたサポートライン『129.688』にワンタッチしてきています。
1時間足レベルの波という観点からすると波が折り返したとは言えない状態にあります。
『129.688』・『128.208』と言った日足のサポートラインを中心に1時間足の波の折り返しを見ていくという事になろうかと思います。
ユーロドル
日足
1時間足
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ユーロドルの値動き
始値:1.15204
高値:1.15290
安値:1.14592
終値:1.14898
-30.6pips(高値から安値:69.8pips)
ユーロドルの解説
【日足】
『1.15477』・『1.15354』を下方にブレイクし、紫の波の上昇トレンドを崩しています。
『1.15477』・『1.15354』のサポレジ転換を確認しつつといった事になろうかと思います。
【1時間足】
逆張り派の人は『1.15477』・『1.15354』を下抜けて戻ってきたあたりで売ってみるというのはアリだったと思います。