FXで何やっても勝てなくて、やったコト

ドル円は106円乗せにチャレンジするも終値では106円に乗せきれず

更新日時:2021年02月25日 14:10

昨日のドル/円は106円台にチャレンジする場面もあったが、終値では106円に乗せる事は出来なかった。


昨日は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が金融緩和の長期間維持を強調するような発言もありましたが、全体的にハト派的な発言となっています。


ドル円の値動き(2021年2月24日)


始値:105.205

高値:106.098

安値:105.168

終値:105.828

+62.3pips(高値から安値:93.0pips)


2021年2月24日発表の経済指標


時間 経済指標 前回 予想 結果
10:00 ニュージーランド ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利 前回0.25% 予想0.25% 結果0.25%
21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比) 前回-5.1% 予想-- 結果-11.4%
23:30 英国 ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言 前回-- 予想-- 結果--
24:00 米国 1月新築住宅販売件数(年率換算件数) 前回84.2万件 予想85.5万件 結果92.3万
24:00 米国 1月新築住宅販売件数(前月比) 前回1.6% 予想2.1% 結果4.3%
24:00 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 前回-- 予想-- 結果--

2021年2月24日の要人発言


米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長


新型コロナウイルスワクチンを接種した人を対象に、疾病対策センター(CDC)が感染予防対策の一部緩和を間もなく発表するという見方を示した


麻生財務相


「現対策を着実に実行、追加対策は考えていない」
「経済対策の効果はあり、景気全体の基調は悪くない」
「少なくとも2025年までは赤字国債を発行せざるを得ない財政状況」
「財政規律を緩めることは全く考えていない」


ニュージーランド準備銀行(RBNZ)声明


「量的緩和の規模を1000億NZドルで据え置き」
「国内経済活動は、健康関連の社会的制限の緩和に伴い、ここ数ヶ月で持ち直した」
「今後の経済見通しは依然として非常に不確実のまま」
「長期にわたる金融刺激策がなければ、インフレと雇用は中期的に目標を下回る可能性が高いことに合意」
「現在の刺激的な金融設定を維持することに合意」
「必要に応じてマイナス金利など追加の金融刺激策を提供する準備」


黒田日銀総裁


「日銀が債務超過に陥るかどうか予断もって答えるのは控える」
「自己資本の残高、足元は9.5兆円」
「保有国債の平均残存期間は7年程度で安定している」
「国債買い入れは財政ファイナンスではない」
「ETFの買い入れはTOPIX連動型を増やすなど、個別の株価に影響がないように配慮している」
「現時点ではETFの購入で株式市場の機能低下は生じていない」


オアNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁


「あらゆる緩和策を保持しておきたい」
「世界の国債利回りが上昇していることは認識している」
「インフレや雇用の結果を見る必要」
「中銀は必要ならばさらなる刺激策を講じることにコミット」


南ア政府(予算案)


「276億ランドの税収増を計画」
「2021-22年会計年度の連結財政赤字はGDP比9.3%と予測」
「2022-23年会計年度の連結財政赤字はGDP比7.3%と予測」
「2023-24年会計年度の連結財政赤字はGDP比6.3%と予測」
「2024-25年に財政黒字を目指すのが目標」
「2022年の4月から法人税を27%に引き下げ」
「2021年は3.3%成長と予測」


ディーズ米国家経済会議(NEC)委員長


「追加の経済対策の規模巡り妥協することはない」


ブロードベント・イングランド銀行(BOE)副総裁


「英失業のリスクは両方向にある」


ハスケル英中銀金融政策委員会(MPC)委員


「政府が計画しているワクチンの迅速な展開は経済にとって上向きのリスク」
「2月の予測に対する下振れリスクははるかに優勢」


ベイリー英中銀(BOE)総裁


「EUの金融サービスに関する政策は合法性について物議を醸している」


パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長


「労働市場にはスラック(需給の緩み)が多くある」
「完全雇用には程遠い」
「実際のデータがインフレ、雇用目標に近づくまで、現在の債券購入ペースを維持する」
「進捗状況について可能な限り事前に連絡する」
「インフレ目標を達成するのに3年以上かかる可能性がある」
「一部の資産価格が上昇しているように見える」
「望ましくないインフレに対処するためのツールがある」


ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事


「米国の失業率は現在10%に近づいています」
「経済は雇用と物価目標から程遠い。時間がかかる」
「インフレは非常に低いまま。期待は高まった」


ロバートソン・ニュージーランド(NZ)財務相


「NZ中銀(RBNZ)は政策決定で住宅価格を考慮へ」


クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長


「米景気回復に強気」
「経済には良い勢いがありワクチンは歓迎すべきニュース、財政や金融政策支援も多くある」
「インフレ率2%と最大雇用を達成するまで利上げはない」
「量的緩和の縮小議論は時期尚早」


ドル円の日足分析(2021年2月24日)


ドル円日足


長い目で見ると赤の楕円の片波の中での値動きとなっており、オレンジのトレンドラインに沿って下落してきましたが、1月末にオレンジのトレンドラインを上方にブレイク、併せて安値・高値切り上げの波形となってきており、この上昇対して引いたトレンドラインが紫のトレンドラインとなります。


日足レベルで買い目線の人の思考


1月から始まった緑の楕円の部分の上昇トレンドを根拠に目線を上方向に向けている。


基本的には日足レベルの安値・高値切り上げの形状が崩れるまで買い場を探すというのが基本方針となる。


日足レベルで売り目線の人の思考


2020年3月から始まった下落トレンド(オレンジのトレンドラインに沿った下落)に対しての戻り売りをしたいと考えている。


現在の106円付近はオレンジのトレンドラインの下落に対する38.2%戻しのやや上の水準にある。


ちなみに106円以上の日足レベルのレジスタンスラインは、『106.015』『106.233』『106.553』『106.913』『107.908』といったレジスタンスラインが存在するが、『106.553』『106.913』が50%戻し付近、『107.908』が61.8%戻し付近に位置している。


日足レベルで売り目線でいる人は、そう言ったレジスタンスライン付近での逆張りの売りやレジスタンスライン付近での波の折り返しを確認してからの売りを画策している可能性がある。


ドル円の1時間足分析(2021年2月24日)


ドル円1時間足


直近の1時間足レベルの値動きは緑のラインの波形を描いており、高値・安値切り下げの下落トレンドの形状にあった。この波に対して引いたトレンドラインがオレンジのトレンドラインである。


2月24日の寄り付きの段階では105円付近から反発、105円台ミドルを目指そうかという状況にあった。


1時間足レベルで買い目線の人の思考


1時間足レベルで買いを検討している人は日足のパートで述べた「日足レベルの直近の上昇トレンドを根拠に買い場を探している人」という事になるので、彼らは・・・


  1. 何らかの有力なサポートラインからの買い

  2. 波形が安値・高値切り上げの形になったタイミングでの買い

  3. 下落のトレンドライン(オレンジのトレンドライン)を崩したタイミングでの買い

  4. 下落の波形(緑の波)を崩したタイミングでの買い


・・・概ね上記のようなタイミングでの仕掛けを考えている公算が高い。


昨日の値動きの中では、1についてはそう言った局面がなく、2・3・4についてはそう言った局面があった(チャート画像の数字がそれぞれに対応)。


詳しくは後述するが、売りが入ってきそうな水準は「オレンジのトレンドライン付近からの売り」「緑の波のラス戻り高値付近からの売り」「日足のレジスタンスライン付近からの売り」といったものが考えられる。


上記はそれぞれ上昇を止める可能性はあったが、それぞれの固さをどう考えるか?によって2・3・4どこで入るか?が変わってくる。


2については直近高値ライン「105.374」をブレイクした所を狙っていく形となるが、この場合の損切りは「105.107」の少し下に置くか、損切りをタイトにしたい場合はその少し下の小さな波の下限「105.205」の少し下辺りに置くといった事が考えられる。


この場合、オレンジのトレンドラインが頭上に見え、そこからの売りにやられる可能性=エントリーリスクという事になり、オレンジのトレンドラインがレジスタンスラインとして強力と見積もっている場合にはリスクリワードが釣り合わずに入り難いという事になる。


3については下落のトレンドラインを崩したタイミングを狙う形となるが、直上に緑の波形のラス戻し高値があり、そこからの売りにやられる可能性がエントリーリスクとなるが、ここでのエントリーは損切りを「105.205」の少し下辺りや「105.107」の少し下に置く場合、リスクリワードが取れないという事になり、損切りを何処に置くかが難しいエントリーとなったと言える。


4は緑の波を崩したタイミングを狙う事になるが、ここでのエントリーは日足レベルのレジスタンスライン106.015が直上に控えており、将来的な勝ち負けは別として、あまり推奨できるエントリーポイントではないように思われる。


上記のエントリータイミングは全て寄り付き時点で想定しうるものであり、最終的にどこでリスクを取るか?を事前に考えておく事が重要と言える。


1時間足レベルで売り目線の人の思考


売りを考えている人は「日足レベルでの戻り売りを考えている人」と「1時間足レベルの緑色の波の下落トレンドが続くと考えている人」に大別される。


「日足レベルでの戻り売りを考えている人」は出来るだけ日足レベルのレジスタンスラインに引き付けたいと考えている。具体的には「106.016」「106.233」に引き付けての売り仕掛けとなるが、昨日の段階では日足のレジスタンスライン付近での波の折り返しはなかった為、基本的には逆張りでバチンと入る事になる。


今後の値動き次第で勝つ可能性も負ける可能性もあるが、逆張りである事に変わりはなく根拠はレジスタンスラインが強いだろうという個人の考えでしかない為、時期尚早感はあると言える。


「1時間足レベルの緑色の波の下落トレンドが続くと考えている人」は1時間足レベルの波(ピンクの楕円の下落)に対しての戻り売りをしようという事になるが、昨日の寄り付き時点で戻り売りの候補地点となるレジスタンスは・・・


  1. 直近高値「105.374」

  2. オレンジのトレンドライン

  3. 緑の波形のラス戻り高値「105.812」


といったものが考えられた。


結果的に鎧袖一触といった感じで破って行ってしまったが、上記のポイントでの戻り売りを画策していた人は、破ってしまったという結果よりも「分足などの短期足の波を見て入ったか?」「損切りが出来たか?」「日足のトレンドをしっかり見れていたか?」という点の点検が必要と思われる。


2021年2月25日発表の経済指標


時間 経済指標 前回 予想 結果
9:30 豪州 10-12月期四半期民間設備投資(前期比) 前回-3.0% 予想1.0% 結果3.0%
14:00 日本 12月景気先行指数(CI)・改定値 前回94.9 予想-- 結果--
14:00 日本 12月景気一致指数(CI)・改定値 前回87.8 予想-- 結果--
18:00 ユーロ圏 1月マネーサプライM3(前年同月比) 前回12.3% 予想12.5% 結果--
18:30 南アフリカ 1月卸売物価指数(PPI)(前月比) 前回0.2% 予想0.4% 結果--
18:30 南アフリカ 1月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) 前回3.0% 予想3.2% 結果--
19:00 ユーロ圏 2月消費者信頼感(確定値) 前回-14.8 予想-14.8 結果--
19:00 ユーロ圏 2月経済信頼感 前回91.5 予想92.0 結果--
22:30 米国 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率) 前回4.0% 予想4.2% 結果--
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数 前回86.1万件 予想83.8万件 結果--
22:30 米国 10-12月期四半期GDP個人消費・改定値(前期比年率) 前回2.5% 予想2.5% 結果--
22:30 米国 前週分失業保険継続受給者数 前回449.4万人 予想446.7万人 結果--
22:30 米国 10-12月期四半期コアPCE・改定値(前期比年率) 前回1.4% 予想1.4% 結果--
22:30 米国 1月耐久財受注(前月比) 前回0.2% 予想1.1% 結果--
22:30 米国 1月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) 前回0.7% 予想0.7% 結果--
24:00 米国 1月住宅販売保留指数(前月比) 前回-0.3% 予想0.0% 結果--
24:00 米国 1月住宅販売保留指数(前月比) 前回22.8% 予想-- 結果--

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