ドル円は2021年1月からの上昇トレンドの中で最大の下落進行中。トレンド転換は起こるか?
更新日時:2021年04月20日 12:30
4月19日の金融市場はドル円・日経平均ともに下落しています。
ドル円の値動き(2021年4月19日)
始値:108.737
高値:108.829
安値:108.003
終値:108.120
-61.7pips(高値から安値:82.6pips)
ドル円日足の環境認識(2021年4月20日)
長期的な目線ではオレンジのボックスで囲んだ片波の中での値動きとなっています。上下にヒゲはありますが、終値ベースでは「111.278」~「102.263」の値動きという事になります。
直近のドル円の値動きは安値・高値切り上げの上昇トレンドの波形(緑の楕円の部分)となってきており、この上昇に対して引いたトレンドラインが紫のトレンドラインとなります。
4月19日の値動きによって、「108.329」のサポートラインを下抜いてきました。
「108.329」を押し安値と見るか?という点については議論もありそうな気もしますが、自分自身がどう見ているか?という事よりも自分以外のトレーダーさんがどう見ているか?の方が大切なので、押し安値と見ている人もいるかも知れないし、そうは見ていない人もいるかも知れないという中で双方の可能性を考慮する必要性があります。
2021年1月から始まった上昇の流れの中で、3度ほど押しとみられる値動きが示現しましたが、4月頭から始まった下落の値動きは一連の上昇の流れの中で最大という事は言え、「108.329」が押し安値であったのか?という事は、もう少し時間が立って日足の波が高値・安値切り下げの形状となった時に答えが出るものだと思うので、そこに拘泥するのではなく日足の流れが変わってくるかどうか?を注視していくことが重要です。
ドル円の1時間足分析(2021年4月20日)
ドル円1時間足チャートの形状は、高値・安値切り下げの下落トレンドの形状になっています。
現在は日足レベルのレジスタンスライン「108.329」と日足のサポートライン「107.908」に挟まれたエリアでの値動きとなっています。
いつかどちらかを破る時がきますが、予断を持たずに判断していくようにしましょう。
この記事をシェアする
関連記事
- 2021年10月18日 03:15 ドル円のサポレジ
- 2021年05月17日 02:45 ドル円は日足の直近高値ラインのサポレジ転換に注目!予断を持つことなく判断しましょう
- 2021年05月11日 01:19 ドル円は日足レベルの押し目買いと戻り売りが交錯する展開。どちらかの形が崩れる瞬間を見逃すな!
- 2021年04月26日 02:05 ドル円はサポートライン・トレンドライン・50%戻しラインが重なるレベルでの値動き
- 2021年04月09日 10:40 ドル円は3月レンジの上辺付近まで下落。サポレジ転換あるか?
- 2021年04月06日 08:25 ドル円は110円台ミドルから反落。ブルベアそれぞれの仕掛け所を考えよう
- 2021年04月05日 01:20 ドル円は昨年3月~今年1月までの下落全戻し間近
- 2021年03月29日 04:15 ドル円はレンジを上方にブレイクするも110円台を示現するには至らず
- 2021年03月26日 12:00 ドル円は直近レンジの上限付近へ到達。レンジブレイクを見極める局面
- 2021年03月23日 03:13 ドル円は108円台ミドルでもみ合い。方向感出るまでガマン