「BrainTrend」手法用に最適化されたTTFを表示するMT4インジケーター『BTtrend Trigger』
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トレンドを分析する方法の中には、買いと売りの圧力に着目したものがあります。
「BTtrend_Trigger」は、買いと売りの圧力をもとにしたインジケーターで次のような方に向いています。
トレンドの方向を分析したい方
エントリーのタイミングを分析したい方
「BrainTrend」の手法を採り入れている方
上記のような方のためにこの記事では、「BTtrend_Trigger」について解説します。
BTtrend_Triggerの概要
「BTtrend Trigger」は、海外で人気の「BrainTrend」という手法用のパラメーターに変更したTTF(Trend Trigger Factor)というテクニカル指標を表示するMT4用のインジケーターで、エントリーやエグジットの判断材料として使うことが出来ます。
ちなみにTTF(Trend Trigger Factor)とは、2つの一定期間における相場の買い圧力と売り圧力をもとに、市場の上昇トレンド・下降トレンドを判断するテクニカル指標です。
基本的には、青色のTTFラインが+100を上から下抜けたときに売りエントリー、-100を下から上抜けたときに買いエントリー、といった使い方をします。
このインジケーターでは、計算方法等は通常のTTFと同じで、パラメーターのみ「BrainTrend」用に変更したものが表示されます。
BTtrend_Triggerを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
BTtrend_Triggerのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
BTtrend_Triggerのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
TTFbars |
TTF期間 初期値:15 インジケーターの算出期間を設定します。 |
TopLine |
トップライン 初期値:50 買われ過ぎレベルを設定します。 |
BottomLine |
ボトムライン 初期値:-50 売られ過ぎレベルを設定します。 |
t3_period |
平滑化期間 初期値:5 値を大きくするほどインジケーターの表示が滑らかになります。 |
b |
係数 初期値:0.7 T3移動平均の係数を設定します。 |
「TopLine」はインジケーターの買われ過ぎレベルを設定するための項目、「BottomLine」は売られ過ぎレベルを設定するための項目です。
「t3_period」は、インジケーターの平滑化期間を設定するための項目で、大きな値に設定するほどインジケーターの表示が滑らかになります。
「BTtrend_Trigger」の平滑化にはT3という移動平均が用いられており、「b」はT3の係数を設定するための項目で、0~1に設定する必要があります。
まとめ
「BTtrend_Trigger」を使用する際のポイントは以下の通りです。
TTF(Trend Trigger Factor)を表示する。
市場の上昇トレンド・下降トレンドを判断するためのインジケーター。
青色のTTFラインが+100を上から下抜けた場合、売りエントリーのシグナル。
青色のTTFラインが-100を下から上抜けた場合、買いエントリーのシグナル。
「BTtrend_Trigger」は、エントリーの方向とタイミングを分析したい方に向いているインジケーターです。
先述の通り、パラメータ−を「BrainTrend」用に変更したTTFですが、このインジケーター単体でも問題なく使用できるかと思います。
TTFを使っている人や「BrainTrend」に興味のある人などは是非このインジケーターを試してみてはいかがでしょうか。