MAの直近の値と2期間前の値を比較するオシレーターを表示するMT4インジケーター「SmPriceBend-T01」
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トレンドの転換を分析できるオシレーターを試してみたいと考えたことはないでしょうか。
「SmPriceBend-T01」は以下のような方に向いています。
トレンドの転換を分析したい方
トレンドの方向を確認したい方
以上のような方のためにこの記事では、「SmPriceBend-T01」について解説します。
SmPriceBend-T01の概要
「SmPriceBend-T01」を起動するとサブウィンドウ上にオレンジのラインと赤色の水平なラインが表示されます。
オレンジのラインはPriceBendの値を示しており、赤色のラインは閾値を示しています。
このインジケーターの算出方法は以下の通りです。
matwo=2期間前の「per」期間単純移動平均線
manul=「per」期間単純移動平均線
bend=(manul-matwo)/0.0001
PriceBend=bendの「t3_period」期間T3移動平均
赤色のラインが閾値を下から上に抜いた場合は、トレンドが上昇に転換した可能性を示しています。
反対に上から下に抜いた場合は下方転換した可能性を示しています。
SmPriceBend-T01を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SmPriceBend-T01のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SmPriceBend-T01のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
mBar |
表示期間 初期値:3000 インジケーターを表示する期間を設定します。 |
per |
移動平均の期間 初期値:21 Bendの移動平均の算出期間を設定します。 |
t3_period |
T3期間 初期値:6 平滑化期間を設定します。 |
b |
平滑化因数 初期値:0.7 T3の平滑化因数を設定します。 |
up |
上昇 初期値:1 上昇に転換したことを判定する閾値を設定します。 |
um |
下降 初期値:-1 下降に転換したことを判定する閾値を設定します。 |
「mBar」はインジケーターを表示する期間を設定するための項目です。
100に設定した場合、ローソク足100本の期間にだけインジケーターが表示されます。
「per」はBendの算出に用いる移動平均線の算出期間を設定するための項目です。
算出期間を長く設定すると長期的な値動きがインジケーターに反映され、短く設定すると短期的な値動きが反映されます。
「t3_period」はBendを平滑化するT3移動平均の算出期間を設定するための項目です。
長い期間に設定するほどノイズの少ない滑らかなラインが描写されます。
まとめ
「SmPriceBend-T01」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
2期間前の移動平均線の値と直近の移動平均線の値を比較してどの程度変化したのかを表示する。
T3移動平均で平滑化処理が行われている。
オレンジのラインが赤色のラインと交差した場合、トレンドが転換した可能性を示している。
「SmPriceBend-T01」は、トレンドの転換を分析したい方に向いているインジケーターです。
実際にどの程度うまく機能するのか、バックテストを行った上で使用することをおすすめします。