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10WMAと20SMAのクロスをRSIとストキャスティクスでフィルタリングした上でシグナルを表示するMT4インジケーター『10Min_2ind』

更新日時:2019年12月04日 06:19

10Min_2indスクリーンショット


トレンドの始まりを調べるシンプルな方法に、移動平均線によるゴールデンクロス/デッドクロスを利用するものがありますが、方向感のない相場ではダマしのシグナルが多くなるという欠点があります。


「10Min_2ind」は、ほかのインジケーターと組み合わせることで、移動平均線の交差によるダマしシグナルを減少させることを目的としたインジケーターで、以下のような方に向いています。


  1. 移動平均線の交差でトレンドの始まりを分析している方

  2. 移動平均線の交差によるダマしのシグナルに悩まされている方


上記のような方のためにこの記事では、「10Min_2ind」について解説していきます。


  1. 10Min_2indの概要
  2. 10Min_2indを表示する方法
  3. 10Min_2indのパラメーター解説
  4. まとめ

10Min_2indの概要


「10Min_011」は、10WMAと20SMAのゴールデンクロスおよびデッドクロスをRSIとストキャスティクスでフィルタリングした上でシグナルを表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターに関する情報がほぼ無いため、ソースコードをざっと見た感じにはなりますが、具体的なシグナルルールは以下のような感じになります。


ちなみに似ているインジケーターとして「10Min_011」というインジケーターがありますが、このインジケーターでは、MACDのゼロラインクロスシグナルの代わりにRSIの55%および45%のクロスシグナルが追加されています。


まず、10WMAが20SMAを下から上抜けたときに上向きの白矢印を、逆に上から下抜けたときに下向きの白矢印を表示します。


そして、10WMAが20SMAより上にあるときに・・・


28RSIが52%ラインを上に抜けたときに青のボックスを、同じく28RSIが55%ラインを上に抜けたときに白のボックスを、ストキャスティクスの%Kが%Dを上に抜けたときに赤のボックスを表示するようです。(10WMAが20SMAよりも下にある時は逆になります)


また、デフォルトだと各種シグナルが小さく見づらいため、「色の設定」→「幅」から大きさを変更すると良いかと思います。


制作者が使用するために作られたインジケーターのような気もしますが、同じような手法を使っている方にはかなり便利なインジケーターではないでしょうか。


似ているインジケーター「10Min_011」とお好みで使い分けると良いかと思います。


10Min_2indを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

10Min_2indのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


10Min_2ind


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


10Min_2indのパラメーター解説


「10Min_2ind」にトレーダーが変更可能なパラメータ項目はありません。


入力項目 入力内容

無し

変更可能なパラメーター項目はありません。


どうしても変更したい場合は、MetaEditorから直接変更すると良いかと思います。


まとめ


「10Min_2ind」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。


  1. 移動平均線がゴールデンクロスした箇所に上向きの白い矢印、デッドクロスした箇所に下向きの白い矢印を表示する。

  2. 移動平均線のゴールデンクロスした後に、RSIが52%ラインを上に抜けると青のボックス、同じく28RSIが55%ラインを上に抜けると白のボックス、ストキャスティクスの%Kが%Dを上に抜けると赤のボックスを表示する。

  3. 移動平均線のデッドクロスした後に、RSIが48%ラインを下に抜けると青のボックス、同じく28RSIが45%ラインを下に抜けると白のボックスを表示、ストキャスティクスの%Kが%Dを下に抜けると赤のボックスを表示する。


「10Min_2ind」は、移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスによるダマしのシグナルを低減させたい方に、向いているインジケーターです。


基本的にパラメーターの変更ができないため、取引している環境によっては使い物にならない可能性もありますが、複数のインジケーターによるシグナルを、1つのインジケーターで確認できるため便利なのではないでしょうか。

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