前週の価格にもとづいたピボットポイントのみを表示するMT4インジケーター「WeeklyPivotOnly[1]」
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ピボットは前の価格をもとにピボットポイントを算出し、ピボットポイントを軸にサポートラインとレジスタンスラインを表示するインジケーターで、 ピボットポイントは前日の高値・前日の安値・前日の終値を合計し、3で除算することで算出されます。
「WeeklyPivotOnly[1]」は、ピボットポイントのみをチャート上に表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
長期的なトレンドの方向を確認したい方
週足単位の値動きの方向を考慮しながら取引している方
ピボットに触れたことがある方
この記事では以上のような方のために、「WeeklyPivotOnly[1]」について解説します。
WeeklyPivotOnly[1]の概要
インジケーターを起動すると、チャート上にピンクのラインでピボットポイントが表示されます。
インジケーターの計算は週単位で行われるため、ピボットポイントの算出に用いられる価格は、前日の価格ではなく前の週の高値・安値・終値です。
インジケーター算出時の時間枠は週足に固定されており、日足より長い時間枠のチャートでは、「WeeklyPivotOnly[1]」を表示することはできません。
ピボットポイントは、前の価格の一種の代表値であることから、値動きの芯の部分を示しているとも言えます。
そのため、週足ベースの大まかなトレンドの方向を、把握しておきたい時に使えるインジケーターなのではないでしょうか。
エントリーのタイミングを計ることを、目的としたインジケーターではないため、他のインジケーターや手法と組み合わせて使用する必要があります。
機能的にはシンプルなインジケーターですので、使い方に戸惑うということも少ないでしょう。
WeeklyPivotOnly[1]を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
WeeklyPivotOnly[1]のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
WeeklyPivotOnly[1]のパラメーター解説
「WeeklyPivotOnly[1]」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
まとめ
「WeeklyPivotOnly[1]」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ピボットポイントのみを表示するインジケーター。
インジケーターの計算は週単位で実行される。
日足より長い時間枠のチャートには表示できない。
「WeeklyPivotOnly[1]」は、長期的なトレンドの方向を確認したい方に向いているインジケーターです。
先に解説したようにこのインジケーターで表示されるピボットポイントは、週単位で算出されたものなので留意しておきましょう。
用途は限られますが、週足レベルの長期的な値動きを考慮して取引してる方であれば、活用できる場面もあるのではないでしょうか。