複数の表示移動させたRSIによって天井と底を示唆するMT4インジケーター『2rsi-01』
更新日時:2019年12月12日 03:09相場の底や天井を捉えることができれば大きな利益を得られるため、これまでに底や天井を分析するためのさまざまな方法が考案されてきました。
「2rsi-01」は複数のRSIを用いて相場の天井や底を分析するインジケーターで、以下のような方に向いています。
相場の天井や底を捉えたい方
RSIを使用している方
この記事ではそういった方のために、「2rsi-01」について解説していきます。
2rsi-01の概要
「2rsi-01」は、複数の表示移動させたRSIが一定のレベル以上/以下になったときにシグナルを表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターに関する情報がほぼ無いため、ソースコードをざっと見た感じにはなりますが、具体的なシグナルルールは以下のような感じになります。
まず、このインジケーターでは期間28のRSI(RSI0とします)とこのRSIをローソク足1本~5本分表示移動させたもの(RSI1~RSI5とします)を使用します。
例えば、RSI4であれば期間28のRSIをローソク足4本分表示移動させたRSIということになります。
そして、RSI0がRSI1より大きく、RSI1がRSI2より大きく・・・RSI4がRSI5より大きいときに上向きの白矢印を表示し、逆にRSI0がRSI1より小さく、RSI1がRSI2より小さく・・・RSI4がRSI5より小さいときに下向きの赤矢印を表示します。
文字で説明するのは難しいので、実際にコードを見てもらったほうが分かりやすいかもしれません。
基本的にはトレンド転換のシグナルとして使用できますが、矢印が1つ出たらすぐに反転する、というわけではなく連続して表示されることもあるため注意が必要です。
2rsi-01を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
2rsi-01のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
2rsi-01のパラメーター解説
「2rsi-01」にはトレーダーが変更可能なパラメーターの項目はありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターの項目はありません。 |
どうしても変更したい場合はMetaEditorから直接変更すると良いかと思います。
また、デフォルトだと各種シグナルが小さく見づらいため、「色の設定」→「幅」から大きさを変更すると良いかと思います。
まとめ
「2rsi-01」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
各RSIの値を比較して新しいRSIほど値が増加している場合、上の白い矢印を表示する。
各RSIの値を比較して新しいRSIほど値が減少している場合、下向きの赤い矢印を表示する。
矢印が表示されてもすぐに価格が転換するわけではない。
「2rsi-01」は、相場の天井や底を捉えたい方に向いているインジケータです。
1時間足などの長期的な時間足では上手にトレンド転換を捉えることがありますが、先述の通り、シグナルが連続して表示されることも多いため、あくまで矢印が表示されたらトレンド転換の可能性がある、といった認識で使用すると良いかと思います。