RSIと50レベルの交差を矢印で表示するMT4インジケーター「ShashiRSI2Ind」
更新日時:2020年05月05日 12:53短期的な値動きの転換を分析するのに、適したインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「ShashiRSI2Ind」は、RSIの50レベルのクロスをマーカーで表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。
短期的な値動きが転換する兆候を捉えたい方
RSIをよく使用する方
トレンド相場の押し目や戻りを捉えたい方
この記事では上記のような方のために、「ShashiRSI2Ind」について解説します。
ShashiRSI2Indの概要
「ShashiRSI2Ind」を起動するとチャート上に、緑色の上向きの矢印と赤色の下向きの矢印が表示されます。
「ShashiRSI2Ind」は、RSIが50レベルと交差した後、3期間以上同じ方向にRSIが推移した場合に矢印を表示します。
それぞれの矢印が表示される条件は以下の通りです。
RSI1=直近の2期間RSIの値
RSI2=1期間前の2期間RSIの値
RSI3=2期間前の直近の2期間RSIの値
RSI3が50以下で、RSI3<RSI2かつRSI2<RSI1の場合、上向きの緑色の矢印を表示する。
RSI3が50以上で、RSI3>RSI2かつRSI2>RSI1の場合、下向きの緑色の矢印を表示する。
「ShashiRSI2Ind」単体では、RSIの値が買われ過ぎ/売られ過ぎ水準に到達したかどうかの確認はできませんが、算出期間が短いため矢印が表示されたポイントでは、買われ過ぎ/売られ過ぎに到達している場合がほとんどです。
算出期間は、2から変更できず長期的な値動きの転換を捉える用途には適していませんが、トレンド相場の押し目や戻りなどの、短期的な値動きの転換の分析では役に立つでしょう。
ShashiRSI2Indを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ShashiRSI2Indのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
ShashiRSI2Indのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「ShashiRSI2Ind」にトレーダーが変更可能なパラメータはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
パラメーターの変更はできませんが、矢印の表示色の変更は可能です。
矢印の色を変更するにはチャート上で右クリックし、「表示中のインジケーター」→「ShashiRSI2Ind」→「色の設定」から変更できます。
まとめ
「ShashiRSI2Ind」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
シフトした3種類の2期間のRSIの値にもとづいて矢印を表示する。
RSI3が50以下で、RSI3<RSI2かつRSI2<RSI1の場合は上向きの緑色の矢印を表示する。
RSI3が50以上で、RSI3>RSI2かつRSI2>RSI1の場合は下向きの緑色の矢印を表示する。
「ShashiRSI2Ind」は、短期的な値動きが転換する兆候を、分析したい方に向いているインジケーターです。
矢印が表示されたからといって、すぐに値動きが転換するわけではありませんので、あくまでも短期的な転換が近づいているという認識で使用した方が良いでしょう。