RSIの上昇シグナルをチャート上に表示するMT4インジケーター「WAJDYSS_RSI_indicator_v1」
更新日時:2020年09月09日 09:53RSIは設定された閾値を超えた時にシグナルを発するオシレーターで、上の閾値を超えた時には売りシグナル、下の閾値を超えた時には買いシグナルを発します。
「WAJDYSS_RSI_indicator_v1」はRSIをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
RSIを使用している方
RSIのシグナルをアラートで通知してくれるインジケーターを探している方
この記事では「WAJDYSS_RSI_indicator_v1」について解説します。
WAJDYSS_RSI_indicator_v1の概要
インジケーターを起動すると緑色の上向きの矢印と、下向きの赤色の矢印がチャート上に表示されますが、この矢印はエントリーの方向を示すものではなく、「WAJDYSS_RSI_indicator_v1」がシグナルを発している期間中、これら2種類の矢印が交互に表示されます。
このインジケーターがシグナルを発するのはインジケーターの値が30を下回っている時、インジケーターの値が50以上70未満で推移している時のどちらかです。
「WAJDYSS_RSI_indicator_v1」の発するシグナルは一見すると変則的なものに見えますが、RSIの発する買いシグナルだけを表示しています。
動意の薄い状況ではダマしのシグナルも多くなるため、そういった場面での使用は避けた方が良さそうです。
WAJDYSS_RSI_indicator_v1を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
WAJDYSS_RSI_indicator_v1のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
WAJDYSS_RSI_indicator_v1のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
RSI_Period |
RSIの算出期間 初期値:14 インジケーターの反応速度が変化します。 |
Apply_to |
0=Close, 1=Open, 2=High, 3=Low, 4=Median (High+low)/2, 5=Typical (High+low+close)/3,6=Weighted close (High+low+close+close)/4 |
RSI_Apply_to |
RSIの適用価格 初期値:0 RSIの算出に用いる価格を設定します。 |
RSI_1st_Level |
買われ過ぎ水準 初期値:70 買われ過ぎと判断する水準を設定します。 |
RSI_2nd_Level |
中間水準 初期値:50 中間水準を設定します。 |
RSI_3rd_Level |
売られ過ぎ水準 初期値:30 売られ過ぎと判断する水準を設定します。 |
Pips |
ラベルの表示位置 初期値:20 ラベルの表示位置を調整します。 |
alert |
アラートの有効/無効 初期値:true falseに設定するとアラートが無効になります。 |
TextColor1 |
テキスト1の色 初期値:White テキスト1の表示色を設定します。 |
TextColor2 |
テキスト2の色 初期値:Yellow テキスト2の表示色を設定します。 |
TextColor3 |
テキスト3の色 初期値:Aqua テキスト3の表示色を設定します。 |
TextColor4 |
テキスト4の色 初期値:Red テキスト4の表示色を設定します。 |
「RSI_Period」はRSIの算出期間を設定するための項目です。
算出期間を大きく設定した場合、値動きに対するインジケーターの反応が緩やかになり、小さく設定すると俊敏になります。
「RSI_Apply_to」は適用価格を設定するための項目で、「RSI_Apply_to」の上に記載されている0~6の番号で指定します。
まとめ
「WAJDYSS_RSI_indicator_v1」の特長は以下の通りです。
RSIの買いシグナルを矢印で表示する。
矢印はRSIが30を下回っている時とインジケーターの値が50以上70未満で推移している時に表示される。
「WAJDYSS_RSI_indicator_v1」は、RSIをもとに取引している方に向いているインジケーターです。
買いのシグナルのみに特化しているため、インジケーターを活かせる状況が限られますが、RSIを使用して取引している方は、一度試してみると良いでしょう。