RSIと平滑化したRSIで相場が反転するタイミングを表示するMT4インジケーター「SimpleRSI&MA」
更新日時:2020年07月23日 10:34値動きが反転したことを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「SimpleRSI&MA」は、RSIをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
値動きの反転を捉えたい方
エントリーのタイミングを分析したい方
RSIをよく使用する方
以上のような方のためにこの記事では、「SimpleRSI&MA」について解説します。
SimpleRSI&MAの概要
「SimpleRSI&MA」を起動すると、サブウィンドウ上に2本のラインが表示されます。
赤色のラインは通常のRSI、水色のラインは平滑化したRSIです。
RSIの適用価格は終値に固定されており変更はできません。
また、平滑化方法についても単純移動平均に固定されています。
赤色のラインが水色のラインを下から上に抜けた場合は、値動きが上に転換したことを示しています。
反対に、赤色のラインが水色のラインを上から下に抜けた場合は、値動きが下に転換したシグナルです。
トレンド相場になると、トレンドに逆らった方向にダマしのシグナルが出やすくなります。
強力なトレンドが発生している場合は、トレンドと逆方向のシグナルは無視した方が良いでしょう。
SimpleRSI&MAを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SimpleRSI&MAのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SimpleRSI&MAのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「SimpleRSI&MA」のパラメーターは、1項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
RSI_period |
RSIの期間 初期値:14 RSIの算出期間を設定します。 |
「RSI_period」は、RSIの算出期間を設定するための項目で、大きな値に設定すると長期的な値動きがインジケーターに反映され、小さい値に設定すると短期的な値動きが反映されます。
RSIを普段からよく使用している方であれば、パラメーターの設定で戸惑うこともないでしょう。
まとめ
「SimpleRSI&MA」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
RSIと平滑化したRSIを表示する。
通常のRSIが赤色のライン、平滑化したRSIが水色のラインで表示される。
ライン同士のクロスがシグナル。
「SimpleRSI&MA」は、値動きの反転でエントリーしたい方に向いているインジケーターです。
前述の通り、強力なトレンドが発生している場合は注意が必要です。
実際の取引で使用する前に、どの程度うまく機能するのか十分に確認した上で使用した方が良いでしょう。