RSIが一定のレベル以上以下にある間チャート上にシグナルを表示し続けるMT4インジケーター『5min_rsi_qual_02IND』
更新日時:2019年12月26日 01:49RSIは、価格が上昇する勢いと下降する勢いの強さを測定するためのインジケーターで、現在の相場が買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを分析する際によく用いられますが、上昇の勢いと下降の勢いの内、どちらが強いのかさえ分かれば十分という方もいるのではないでしょうか。
この記事で紹介する「5min_rsi_qual_02IND」は、チャート上にRSIの値に応じたマーカーを表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。
上昇と下降の内、どちらの勢いが強いのか分析したい方
サブウィンドウ上に表示するインジケーターの数を少なくしてチャートをスッキリさせたい方
5分足以上のチャートを使用している方
そういった方のために「5min_rsi_qual_02IND」について解説していきます。
5min_rsi_qual_02INDの概要
「5min_rsi_qual_02IND」は、RSIが一定のレベル以上以下にある間チャート上にシグナルを表示し続けるMT4用のインジケーターで、具体的には期間28のRSIが55レベル以上にあるときに上向きのピンク矢印を、逆に45レベル以下にあるときに下向きのピンク矢印を表示します。
トレンドの山と谷やトレンドの方向性を捉えるのに役立ちそうなインジケーターですが、パラメーターが一切変更できないのがかなり不便なところです。
また、1分足などの短い時間足で使用するとシグナルが大量に出てしまうので、ある程度長い時間足で使用すると良いかと思います。
なお、このインジケーター単体ではRSIは表示されないため、必要ならば別途追加しましょう。
5min_rsi_qual_02INDを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
5min_rsi_qual_02INDのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
5min_rsi_qual_02INDのパラメーター解説
「5min_rsi_qual_02IND」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
パラメーターの変更はできないため、RSIの算出期などを調整するにはインジケーターのソースコードを改変するしかありません。
また、デフォルトのままではマーカーが小さく見づらいという方は、「色の設定」→「幅」から大きさや色を変更しましょう。
まとめ
「5min_rsi_qual_02IND」について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきます。
上向きのピンクの矢印が表示されている場合は、RSIの値が55を超えている状態。
下向きのピンクの矢印が表示されている場合はRSIの値が45を下回っている状態。
短い時間足チャートではノイズが多くなる傾向にある。
パラメーターの変更はできない。
「5min_rsi_qual_02IND」は、上昇の勢いと下降の勢いの内、どちらが強いのかを分析したい方に向いているインジケーターです。
RSI自体は表示されないため、サブウィンドウに表示するインジケータを少なくして、チャートの表示をすっきりさせたい方にも良いかと思います。