トレンドの強さをドットでチャート上に表示するMT4インジケーター「5min_rsi_qual_03IND」
更新日時:2019年12月26日 02:06
一般的なRSIでは、50が中間値として設定されており、RSIの値が50を上回っている場合は上昇の勢いが強い状態、50を下回っている場合は下降の勢いが強い状態であること意味しています。
「5min_rsi_qual_03IND」は、どの程度の期間RSIが50より上で推移しているか、もしくは、50より下で推移しているかを測定するもので、以下のような方に向いているインジケーターです。
トレンドの強さを調べたい方
RSIを使用している方
サブウィンドウに表示するインジケーターを少なくしてチャートをスッキリさせたい方
この記事では、上記のような方のために「5min_rsi_qual_03IND」について解説していきます。
5min_rsi_qual_03INDの概要
「5min_rsi_qual_03IND」は、期間28のRSIが連続して一定のレベル以上以下で推移しているときにシグナルを表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターに関する情報がほぼ無いため、ソースコードをざっと見た感じにはなりますが、具体的なシグナルルールは以下のような感じになります。
赤ドット・・・RSIが50レベル以上でローソク足40本分以上推移し続けているとき
濃いピンクドット・・・RSIが50レベル以上でローソク足30~39本分推移し続けているとき
普通のピンクドット・・・RSIが50レベル以上でローソク足20~29本分推移し続けているとき
薄いピンクドット・・・RSIが50レベル以上でローソク足10~19本分推移し続けているとき
白ドット・・・RSIが50レベル以下でローソク足40本分以上推移し続けているとき
薄いグレードット・・・RSIが50レベル以下でローソク足30~39本分推移し続けているとき
普通のグレードット・・・RSIが50レベル以下でローソク足20~29本分推移し続けているとき
濃いグレードット・・・RSIが50レベル以下でローソク足10~19本分推移し続けているとき
デフォルトでは似ている色が使用されていて分かりにくいので、RSIが50レベル以上のときはローソク足の数が増えるにつれて色が濃くなり、RSIが50レベル以下のときはローソク足の数が増えるにつれて色が薄くなる、と覚えると良いかと思います。
現行トレンドがどのくらい続いているのかを示唆しているので、ローソク足40本以上推移しているときに表示される赤または白のドットが表示されると、トレンド転換や押し目買い戻り売りのタイミングが近いと考えることが出来ます。
なお、このインジケーター単体ではRSIは表示されないため、必要ならば別途追加しましょう。
パッと見では結構トレンド転換や押し目買い・戻り売りのタイミングをとらえているように見えますが、赤と白の点が1つ表示されたらすぐに反転するというわけではなく、ある程度連続して表示されることが多いので、あくまで反転の可能性がある程度に捉えると良いかと思います。
5min_rsi_qual_03INDを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
5min_rsi_qual_03INDのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
5min_rsi_qual_03INDのパラメーター解説
「5min_rsi_qual_03IND」に、トレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
このインジケーターはパラメーターの変更が一切できないので、どうしても変更したい場合は、MetaEditorから直接ソースコードを変更する必要があります。
また、デフォルトだと各種シグナルが小さく見づらいため、「色の設定」→「幅」から大きさを変更すると良いかと思います。
まとめ
「5min_rsi_qual_03IND」の見方について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきます。
RSIが50以上で推移している期間が長くなるほど濃いピンクのドットが表示され、ローソク足40本分の期間を超えると赤いドットが表示される。
RSIが50以下で推移している期間が長くなるほど濃いグレーのドットが表示され、ローソク足40本分の期間を超えると白いドットが表示される。
「5min_rsi_qual_03IND」は、現在のトレンドの強さを確認したい方に向いているインジケーターです。
RSIがベースになっていますが、値動きの転換を分析することはできませんので、あくまでもトレンドの強さを測るための指標として捉えた方がよいでしょう。
実際の取引で使用する前に、どの程度うまく機能するのか十分にテストした上で使用することをおすすめします。
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