ドットを加え上下動が見やすくなったRSIを表示するMT4インジケーター『ATM_RSI_LiDo』
更新日時：2020年03月06日 01:45
RSIはテクニカル分析においてよく使用されるインジケーターのひとつで、MT4にも標準でインストールされていますが、もっと視認性の高いRSIはないだろうかと考えたことはないでしょうか。
「ATM_RSI_LiDo」は、RSIの値が確定するごとにドットを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
RSIが確定する前にエントリーして失敗した経験がある方
買われ過ぎ/売られ過ぎ水準が分かりやすいRSIを探している方
上記のような方のためにこの記事では、「ATM_RSI_LiDo」について解説していきます。
ATM_RSI_LiDoの概要
「TM_RSI_LiDo」は、通常のRSIにドットを加え、買われ過ぎレベルを75と65、売られ過ぎレベルを35と25に設定したRSIをサブウィンドウに表示するMT4用のインジケーターで、ラインの動きはRSIと変わりませんが、通常のRSIよりも上下動が見やすく、買われ過ぎ・売られ過ぎレベルの確認もしやすくなっています。
ラインの動きは通常のRSIと全く同じなので、使い方もRSIと同じです。買われ過ぎ・売られ過ぎレベルを確認したり、ダイバージェンスを確認したりするといった使い方になるかと思います。
このインジケーターでは、ローソク足が確定した(ラインが確定した)ときにドットが表示されるので、ドットを確認してからエントリーすれば、ラインが確定する前にエントリーすることが少なくなるかと思います。
また、買われ過ぎ・売られ過ぎレベルが２つずつ設定されているので、状況に合わせてトレードが出来るかと思います。
ATM_RSI_LiDoを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
ATM_RSI_LiDoのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。
ATM_RSI_LiDoのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「ATM_RSI_LiDo」のパラメーターは、算出期間を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。
| 入力項目 | 入力内容 |
RSIPeriod |
RSIの期間 初期値：12 RSIの算出期間を設定します。 |
適用価格の変更はできませんが、終値に設定されているため、特殊な使い方をしない限りは不便に感じることはなさそうです。
普段からRSIを使用している場合は、「RSIPeriod」を普段使用している算出期間に変更して使用した方が良いでしょう。
まとめ
「ATM_RSI_LiDo」を使用する際のポイントをまとめると、以下のようになります。
一般的なRSIと挙動は変わらない。
RSIのラインが確定するとライン上にドットを表示する。
買われ過ぎレベルが75と65、売られ過ぎレベルが35と25に設定されている。
「ATM_RSI_LiDo」は、MT4標準のRSIよりも視認性の高いRSIを探してる方に、向いているインジケータです。
ラインの動き自体はRSIと変わらないので、RSIを使っている人はこのインジケーターを使うとより使いやすくなるかと思います。
