サブウィンドウにRSIと移動平均線を表示する拡張性の高いMT4インジケーター『color rsi with ema』
更新日時:2019年11月08日 08:32「color_rsi_with_ema」は、RSIとRSIの移動平均線を表示するインジケーターです。
「color_rsi_with_ema」は、以下のような方に向いています。
シグナルを視覚的に確認しやすいRSIを探している方
ノイズの少ないのRSIを探している方
上記のような方のために、「color_rsi_with_ema」の使い方とパラメーターの設定方法について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
color_rsi_with_emaの概要
インジケーターを起動するとサブウィンドウ上に、緑色と赤色のラインでRSIが表示され、青色のラインでRSIの移動平均線が表示されます。
「color rsi with ema」では、RSIのレベルが50を上回っている間は緑色で表示され、逆に50を下回っている間は赤色で表示されるため非常に見やすいです。
また、このインジケーターはマルチタイムフレーム機能や移動平均線の色が変更されたときにシグナルを出す機能が用意されており、さらにパラメーター項目の設定も豊富なためシンプルながら拡張性の高いインジケーターになっています。
通常のRSIとしても使えるため、RSIを使用した手法でトレードをしている人や逆張りトレードをしている方にとっては非常に便利なインジケーターではないでしょうか。
color_rsi_with_emaを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
color_rsi_with_emaのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
color_rsi_with_emaのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
RSIPeriod |
RSIの算出期間 初期値:50 値を大きくすると価格に対するRSIの反応が緩やかになります。 |
EMAPeriod |
RSI移動平均線の算出期間 初期値:25 値を大きくするとRSI移動平均線の表示が滑らかになります。 |
PriceType |
適用価格 初期値:0 note1からnote2に記載されている番号で適用価格を指定します。 |
TimeFrame |
時間枠 初期値:Current time frame note3からnote6に記載されている番号でインジケータを算出する時間枠を指定します。 |
overBought |
買われ過ぎ水準 初期値:50 買われ過ぎ水準を設定します。 |
overSold |
売られ過ぎ水準 初期値:50 売られ過ぎ水準を設定します。 |
showArrows |
矢印の表示/非表示 初期値:false trueに変更するとシグナルが発せられた際に矢印を表示します。 |
alertsOn |
アラートの有効/無効 初期値:false trueに設定するとアラート機能が有効になります。 |
alertsMessage |
メッセージ通知の有効/無効 初期値:false trueに設定するとメッセージ通知が有効になります。 |
alertsSound |
音声通知の有効/無効 初期値:false trueに設定すると音声通知が有効になります。 |
alertsEmail |
メール通知の有効/無効 初期値:false trueに設定するとメール通知が有効になります。 |
デフォルトでは50期間RSIと25期間EMAが設定されており、各種アラートはすべてOFFになっているので必要に応じて変更するとよいかと思います。
まとめ
「color_rsi_with_ema」の使い方について解説しましたが、要点をまとめると以下の通りです。
RSIが50より上で推移している場合は緑色で表示される。
RSIが50より下で推移している場合は赤色で表示される。
マルチタイムフレームに対応している。
「color_rsi_with_ema」は、RSIを使ったマルチタイムフレーム分析を行いたい方に、向いているインジケーターです。
インジケーターの状況を視覚的に確認しやすいため、通常のRSIよりも使い勝手は良いかと思います。