RSI・RSI移動平均線・RSIボリンジャーバンドをサブウィンドウに表示するMT4インジケーター『Fozzy_Alert』
更新日時:2019年11月08日 08:31「Fozzy_Alert」は、RSIベースにしたインジケーターで、一般的なRSIの買われ過ぎ/売られ過ぎ水準が固定値なのに対し、「Fozzy_Alert」はそれらの水準が可変式になっています。
「Fozzy_Alert」は、次のような方に向いているインジケーターです。
レンジ相場で逆張りをしている方
トレンド相場の押し目でエントリーしたい方
相場の状況の変化に対応できるRSIを探している方
この記事では、上記のような方のために「Fozzy_Alert」の使い方やパラメーターについて解説していきます。
Fozzy_Alertの概要
インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上に水色のラインでRSI、赤色のラインでRSI移動平均線、黄緑色の破線で買われ過ぎ/売られ過ぎ水準(ボリンジャーバンド)が表示されます。
「Fozzy_Alert」は、MT4に最初からインストールされているRSIに加えてRSI移動平均線とRSIボリンジャーバンドを表示できるインジケーターで、RSI移動平均線とRSIボリンジャーバンドが表示されることによって通常のRSIだけのオシレーターよりも、買われ過ぎ/売られ過ぎの判断やレンジ相場でのトレード、上昇及び下降トレンドでの押し目買い戻り売りがしやすくなっています。
このインジケーターの基本的な使い方として、レンジ相場でRSIボリンジャーバンドに触れたら逆張りや、上昇または下降トレンドでの押し目買い戻り売り、RSIとRSI移動平均線のクロスでのエントリーなどが挙げられるでしょう。
もちろん通常のRSIとしても使えるので、RSIを使った手法でトレードしている方には興味深いインジケーターではないでしょうか。
Fozzy_Alertを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Fozzy_Alertのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Fozzy_Alertのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
RSIPeriod |
RSIの算出期間 初期値:9 値を大きくすると価格に対するRSIの反応が緩やかになります。 |
RSIMAPeriod |
RSI平滑化期間 初期値:8 値を大きくするとRSI移動平均線の表示が滑らかになります。 |
BandsPeriod |
ボリンジャーバンドの算出 初期値:40 値を大きくするとボリンジャーバンドの表示が滑らかになります。 |
BandsShift |
ボリンジャーバンドのシフト 初期値:0 ボリンジャーバンドが左右に移動します。 |
BandsDeviationd |
ボリンジャーバンドの偏差 初期値:2 ボリンジャーバンドの上限と下限のレベルが変化します。 |
普段RSIを使用している方はその値を、他の方は多くのトレーダーが意識している値を設定すると良いかと思います。
まとめ
「Fozzy_Alert」の使い方やパラメーターの設定方法について解説しました。
要点をまとめると以下のようになります。
買われ過ぎ/売られ過ぎ水準にはボリンジャーバンドが用いられている。
通常のRSIのようにインジケーターの値が買われ過ぎ/売られ過ぎ水準に達することでシグナルを発する。
RSIとRSI移動平均線の交差もシグナルになる。
「Fozzy_Alert」は、相場の状況の変化に対応できるRSIを探している方に、向いているインジケーターです。
また、普段からRSIを使用しているという方にもおすすめです。