一定期間中のレンジをもとに買われ過ぎ/売られ過ぎを測定するMT4インジケーター「Turbo_JRSX1」
更新日時:2020年01月08日 07:02RSIは値動きの転換を分析するインジケーターとして、テクニカル分析でよく使用されますが、相場によってはノイズが多く使いにくい場合もあります。
「Turbo_JRSX1」は、RSIのノイズを低減させたRSXというオシレーターを表示するインジケーターで、以下のような方に向いています。
値動きの転換を捉えたい方
RSIのノイズに悩まされている方
逆張り系の手法を使用している方
この記事ではそういった方のために「Turbo_JRSX1」について解説していきます。
Turbo_JRSX1の概要
「Turbo_JRSX1」を起動するとサブウィンドウ上に、RSXがピンクのラインで表示され、30、50、70の水準に水平のラインが表示されます。
インジケーターの値が70を超えると買われ過ぎの状態で、70を超えたRSXが再び70以下に戻ってきた場合は売りシグナル、反対に30を下回ると売られ過ぎの状態で、30を下回ったRSXが再び30以上に戻ってきた場合は買いシグナルになります。
使い方がRSIと変わらないため、普段RSIを使用している方であれば使い方やパラメーターの設定で戸惑うことも少ないでしょう。
初期設定の状態では70と30の水準が白いラインで表示されるため、チャートの背景色を白に設定している場合これらの水準が見えなくなってしまいます。
必要に応じてチャートの背景色を変更するか、ラインの色を変更した方がよいでしょう。
ラインの色を変更する場合は「チャート上で右クリック」→「表示中のインジケーター」→「Turbo_JRSX1」→「レベル表示」から変更できます。
Turbo_JRSX1を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Turbo_JRSX1のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Turbo_JRSX1のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「Turbo_JRSX1」のパラメーターは、インジケーターの算出期間を設定する「Len」という項目のみで構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
Len |
インジケーターの算出期間 初期値:14 値を大きくすると価格に対する反応が緩やかになります。 |
普段からRSI使用している方は、いつも使用しているRSIの算出期間を基準に設定すると良いでしょう。
まとめ
「Turbo_JRSX1」の使い方やパラメーターについて解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
RSXはRSIのノイズを減少させたオシレーター。
インジケーターの値が70を超えた後、再び70以下に戻ってきた場合は売りシグナル。
インジケータの値が30を下回った後、再び30以上に戻ってきた場合は買いシグナル。
「Turbo_JRSX1」は、RSIよりダマしのシグナルが少なくなっているため、一般的なRSIはノイズが多くて使いにくいと感じている方に向いているインジケーターです。
インジケーターの使い方は通常のRSIと変わらないので、RSIを普段からよく使用している方は一度試してみてはいかがでしょうか。