2本のラインで相場のボラティリティを表示するMT4インジケーター「R-Squared_v1」
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ボラティリティを分析できるインジケーターがあればと考えたことがないでしょうか。
「R-Squared_v1」は、2本のラインで相場のボラティリティを表示するオシレーターで、次のような方に向いています。
ボラティリティが高いのか低いのかを分析したい方
ボラティリティが高まっているのか、低下しつつあるのかを確認したい方
この記事では「R-Squared_v1」について詳しく解説します。
R-Squared_v1の概要
「R-Squared_v1」を起動すると、サブウィンドウ上に水色と赤色のラインが表示されます。
水色のラインが「R-Squared_v1」、赤色のラインは「R-Squared_v1」の移動平均線です。
「R-Squared_v1」が80を超えている場合は、ボラティリティが高い状態であると判断します。
20を下回っている場合はボラティリティが低い状態です。
水色のラインが赤色のラインより上で推移している場合、ボラティリティが高まりつつあることを示しています。
反対に、水色のラインが赤色のラインより下で推移している場合、ボラティリティが低下しつつある状態です。
R-Squared_v1を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
R-Squared_v1のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
R-Squared_v1のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Price |
適用価格 初期値:0 インジケーターの算出に用いる価格の種類を設定します。 |
Length |
算出期間 初期値:14 「R-Squared_v1」の算出期間を設定します。 |
Smooth |
平滑化期間 初期値:14 「R-Squared_v1」を平滑化する期間を設定します。 |
「Price」は「R-Squared_v1」の算出に用いる価格の種類を設定するための項目です。
0に設定した場合は終値、1は始値、2は高値、3は安値、4は中間値、5はTP、6に設定すると加重終値が適用されます。
「Length」は、「R-Squared_v1」の算出期間を設定するための項目です。
設定した算出期間に応じて、値動きに対する「R-Squared_v1」の反応速度が変化します。
「Smooth」は、「R-Squared_v1」の移動平均の平滑化期間を設定するための項目です。
大きな値に設定するほど、ノイズの少ない移動平均線が表示されます。
まとめ
「R-Squared_v1」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
市場のボラティリティを表示する
「R-Squared_v1」の値が80を超えている場合、ボラティリティが高い状態
「R-Squared_v1」の値が20を下回っている場合、ボラティリティが低い状態
水色のラインが赤色のラインより上で推移している場合は、ボラティリティが高まっている状態
水色のラインが赤色のラインより下で推移している場合は、ボラティリティが低下している状態
「R-Squared_v1」は、相場のボラティリティを分析したい方に向いているインジケーターです。
トレンドが発生しているかどうかを、分析したいときなどに活用できるでしょう。