山と谷に価格が表示される「ZigZag」を表示するMT4インジケーター『01_zigzagvalue』
更新日時:2019年12月04日 12:08 <チャート上の高値や安値を、自動的に数値で表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「01_zigzagvalue」は、「ZigZag」で価格のスイングを検出して、スイングのピークの価格をチャート上に表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
高値や安値を数値としてチャート上に表示したい方
「ZigZag」を使用している方
上記のような方のためにこの記事では、「01_zigzagvalue」について解説していきます。
01_zigzagvalueの概要
「01_zigzagvalue」は、「ZigZag」というインジケーターが描画するラインの山と谷の価格をテキストで表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーター単体で「ZigZag」も表示されるため、「ZigZag」を使用している人にとって非常に便利なインジケーターとなっています。
ちなみに「ZigZag」とは、MT4のインジケーターの1つで、高値と安値同士を直線で結ぶだけのシンプルな機能ながらも価格の高値・安値やトレンドの方向性などが判断しやすいため、FX初心者だけでなく中級者~上級者まで幅広く使われているインジケーターです。
「01_zigzagvalue」は、幅広いトレーダーに愛用されている「ZigZag」インジケーターを更に使いやすくするインジケーターなので、「ZigZag」を利用している人はこのインジケーターを使用することをおすすめします。
01_zigzagvalueを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
01_zigzagvalueのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
01_zigzagvalueのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「01_zigzagvalue」のパラメーターは、「ZigZag」の設定を行う項目と、各テキストの表示に関する項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
ExitDepth |
山・谷の大きさ 初期値:12 ジグザグで検出する山や谷の大きさを設定します。 |
ExitDeviation |
山・谷の転換率 初期値:5 ジグザグで転換を検出する割合を設定します。 |
ExitBackstep |
反転するのに判断する期間 初期値:3 値動きの転換を判断する期間を設定します。 |
PivotsColor |
テキストの色 初期値:Magenta テキストの色を設定します。 |
ZigZagLineShow |
ZigZagの表示・非表示 初期値:true falseに設定するとジグザグが非表示になります。 |
PivotsValuseShow |
ピボットの価格の表示・非表示 初期値:true falseに設定するとピボットの価格が非表示になります。 |
SwingValueShow |
スウィングの価格の表示・非表示 初期値:false trueに設定するとスウィングの価格が表示されます。 |
「ZigZag」部分の項目については、標準的な構成のパラメーターになっていますので、普段「ZigZag」を使用している方であれば、設定で戸惑うことも少ないかと思います。
まとめ
「01_zigzagvalue」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
「ZigZag」を表示するだけではなく、「ZigZag」が検出した各ピークの価格を表示できる。
「01_zigzagvalue」は、高値や安値を数値としてチャート上に表示したい方に、向いているインジケータです。
通常の「ZigZag」よりも使い勝手がよいので、よく「ZigZag」を使用するという方もこのインジケーターを、一度試してみてはいかがでしょうか。