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検出したトレンドを点線で囲ってその値幅や値動きの速さを表示するMT4インジケーター「VelocityWaves」

更新日時:2020年08月17日 07:32

VelocityWavesスクリーンショット


長期的なトレンドを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか、


「VelocityWaves」はジグザグをもとにトレンドを検出し、トレンドの幅や値動きの速さ、平均ボリュームを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。


  1. トレンドの方向を分析したい方

  2. 価格がどの程度変化したのかを確認したい方


以上のような方のためにこの記事では、「VelocityWaves」について解説します。


  1. VelocityWavesの概要
  2. VelocityWavesを表示する方法
  3. VelocityWavesのパラメーター解説
  4. まとめ

VelocityWavesの概要


インジケーターを起動すると、赤い点線と青い点線が表示され、赤い点線で囲まれている箇所は価格が上昇していることを示し、青い点線で囲まれている箇所は、価格が下降していることを示しています。


ライン付近に表示されている数字は、それぞれ以下の値を示しています。


h:上昇・下降した値幅


v:平均ボリューム


s:値動きの速さ(pips/hour)


値動きの速さをpips/hourという単位で表示するインジケーターは珍しいのではないでしょうか。


日足以上の時間枠のチャートでしか表示できないないため、短期的な値動きの分析には向いていませんので留意しておきましょう。


VelocityWavesを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

VelocityWavesのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


VelocityWaves


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


VelocityWavesのパラメーター解説


VelocityWavesパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


入力項目 入力内容

Zigzag_Depth

深度


初期値:12


値動きを検出する最小値幅を設定します。

Zigzag_Deviation

偏差


初期値:5


ジグザグの偏差を設定します。

Zigzag_Backstep

バックステップ


初期値:3


反転を検出する期間を設定します。

WavesColor

テキストの色


初期値:Gray


テキストの表示色を設定します。

TrendUpColor

上昇の色


初期値:Red


価格が上昇した箇所の表示色を設定します。

TrendDnColor

下降の色


初期値:Blue


価格が下降した箇所の表示色を設定します。

TotalTrend

検出期間


初期値:10


トレンドを検出する期間を設定します。


「Zigzag_Depth」は、ジグザグの深度を設定するための項目で、インジケーターで検出する最小値幅を設定します。


まとめ


「VelocityWaves」の特徴をまとめると以下のようになります。


  1. ジグザグをもとにトレンドを検出する。

  2. 価格が上昇した箇所には赤い点線が表示される。

  3. 価格が下降した箇所には青い点線が表示される。


「VelocityWaves」は、長期的なトレンドを分析したい方に向いているインジケーターです。


価格の向かっている方向やその値幅を数字で確認したい方に向いているインジケーターです。

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