ウォルフ波動を自動で検出して利食い目標を表示するMT4インジケーター「Wolfs」
更新日時:2020年09月01日 10:00ウォルフ波動を用いた手法は、エリオット波動理論よりも扱いやすいことから人気を集めています。
「Wolfs」はウォルフ波動を自動的に検出して表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
ウォルフ波動を使用した手法を採用している方
ジグザグをよく使用している方
以上のような方のために、「Wolfs」について解説します。
Wolfsの概要
「Wolfs」は、ウォルフ波動の各ピークに番号をつけて表示するインジケーターで、fukinagashiによって開発されました。
インジケーターを起動するとジグザグが黒いラインで表示され、ウォルフ波動を検出すると、各ピークに1から5までの番号が表示され、1と4をつなぐ直線がピンクで表示されます。
「Wolfs」は、Wolf_Wave_Finderというインジケーターがベースになっていますが、初期設定の状態の「Wolfs」は、Wolf_Wave_Finderと比較すると、ウィッジのスイングを大きく捉えようとする傾向があります。
Wolfsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Wolfsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Wolfsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「Wolfs」のパラメーターは、ジグザグの動作を設定するための項目のみで構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
ExDepth |
深度 初期値:25 値動きを検出する最小値幅を設定します。 |
ExDeviation |
偏差 初期値:5 偏差を設定します。 |
ExBackstep |
期間 初期値:3 反転を検出する期間を調整します。 |
「ExBackstep」は、値動きが反転したことを判定するための項目で、インジケーターによって描写される波動が変化します。
パラメーターの設定については、ジグザグに触れたことのある方であれば、戸惑うことも少ないかと思います。
デフォルトでは、大きめのスイングを捉えるための設定になっていますので、小さなスイングを捉えたい場合は、パラメーターを調整した方が良いでしょう。
まとめ
「Wolfs」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ジグザグを用いてウォルフ波動を自動で検出する。
ジグザグが黒いラインで表示される。
ウォルフ波動を検出すると、各ピークに1から5までの番号が表示される。
1と4をつなぐ直線がピンクで表示される。
ウォルフ波動を探してエントリーしているという方にとっては、試してみる価値のあるインジケーターと言えます。
自動的にウォルフ波動を検出してくれるので、波動を見つけやすくなるでしょう。