オリジナルの算出方法に忠実なWoodies CCIを表示するMT4インジケーター「Woodies_Lnx_v3」
更新日時:2020年08月31日 08:14トレンドの有無を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Woodies_Lnx_v3」はCCIをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンド有無を分析したい方
オリジナルのWoodies CCIを試してみたい方
この記事では、「Woodies_Lnx_v3」について詳しく解説します。
Woodies_Lnx_v3の概要
Woodies CCIは、Ken Woodによって考案された2つのCCIをベースにしたインジケーターで、MT4用のWoodies CCI系インジケーターは複数存在しますが、開発者のLinuxserによると「Woodies_Lnx_v3」は、オリジナルのWoodies CCIの算出方法に則ったインジケーターであるとのことです。
インジケーターを起動するとTrendCCIが黒いライン、EntryCCIが赤いラインで表示され、0レベルにはLSMA(移動回帰曲線)が表示されます。
EntryCCIは算出期間の短いCCIで、算出期間の長いCCIであるTrendCCIより高い水準で推移している場合は、現在の相場が上昇トレンドに入っている可能性を示し、EntryCCIがTrendCCIより低い水準で推移している場合は、下降トレンドに入ってる可能性を示しています。
緑色のLSMAは、その時点での価格がLSMAより高いことを示し、赤色のLSMAは価格がLSMAより低いことを示しています。
このインジケーターは、4時間足より短いの時間枠のチャートでは、表示できない点に留意しておく必要があります。
Woodies CCIの使い方については、ネット上で公式のPDFを入手できますので、使い方が分からないという方は、そちらを一読することをおすすめします。
Woodies_Lnx_v3を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Woodies_Lnx_v3のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Woodies_Lnx_v3のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
TrendCCI_Period |
TrendCCI算出期間 初期値:14 TrendCCIに適用するサイクルの期間を設定します。 |
EntryCCI_Period |
EntryCCI算出期間 初期値:6 EntryCCIに適用するサイクルの期間を設定します。 |
LSMAPeriod |
LSMA算出期間 初期値:25 LSMAの算出期間を設定します。 |
Trend_period |
トレンド検出期間 初期値:5 トレンドの発生を判定する期間を設定します。 |
CountBars |
Woodies_Lnx_v3算出期間 初期値:1000 チャート上にインジケーターを表示する期間を設定します。 |
CCISize |
EntryCCIラインの太さ 初期値:2 EntryCCIラインの幅を調整します。 |
TCCISize |
TrendCCIラインの太さ 初期値:1 TrendCCIラインの幅を調整します。 |
TrendSize |
トレンド相場でのヒストグラムの太さ 初期値:1 トレンドが発生した際のヒストグラムの幅を設定します。 |
NoTrendSize |
持ち合い相場でのヒストグラムの太さ 初期値:1 持ち合い相場でのヒストグラムの幅を設定します。 |
LineSize3 |
LSMAの太さ 初期値:2 LSMAラインの幅を設定します。 |
「TrendCCI_Period」と「EntryCCI_Period」はそれぞれのCCIに適用するサイクルを設定するための項目です。
サイクルの長さに応じてインジケーターの反応速度が変化します。
「Trend_period」は、トレンドの有無を判定する期間を設定するための項目です。
まとめ
「Woodies_Lnx_v3」の特長は以下の通りです。
Ken Woodによって考案されたオリジナルのWoodies CCIを再現している。
TrendCCIが黒いライン、EntryCCIが赤いラインで表示され、0レベルにはLSMA(移動回帰曲線)が表示される。
EntryCCIがTrendCCIより高い水準で推移している場合は、上昇トレンドが発生した可能性を示唆している。
EntryCCIがTrendCCIより低い水準で推移している場合は、下降トレンドが発生した可能性を示唆している。
「Woodies_Lnx_v3」は、トレンドの有無を分析したい方に向いているインジケーターです。
オリジナルに忠実なWoodies CCIを試してみたいという方は試してみると良いでしょう。