波動分析用のインジケーターをサブウィンドウにまとめて表示するMT5インジケーター「demobufferpattern」
更新日時:2020年03月07日 03:05波動の分析ができるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「demobufferpattern」は、値動きの波動を分析できる複数のインジケーターを、まとめて表示するインジケーターで次のような方に向いています。
値動きの波動分析したい方
ジグザグを使用している方
フラクタルを使用している方
以上のような方のためにこの記事では、「demobufferpattern」について解説していきます。
demobufferpatternの概要
「demobufferpattern」を起動するとサブウィンドウ上にローソク足と移動平均線、ジグザグ、フラクタルが表示されます。
ジグザグのラインは上昇している場合はピンクで表示され、下降している場合は青色で表示されます。
また、移動平均線は一定期間ごとに色が変化するようになっています。
「demobufferpattern」はもともと各インジケーターのデモをまとめて表示するために開発されたものですが、トレンドや波動分析する際に活用できるのではないでしょうか。
demobufferpatternを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
demobufferpatternのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
demobufferpatternのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
ExtPeriod |
移動平均線の算出期間 初期値:10 移動平均線の算出期間を設定します。 |
ExtDepth |
値動きの最小期間 初期値:12 ジグザグで検出する値動きのピークの最小期間を設定します。 |
ExtDeviation |
転換率 初期値:5 ジグザグで検出する値動きのピークの位置を設定します。 |
ExtBackstep |
転換の期間 初期値:3 値動きの転換を判定するのに必要な期間を設定します。 |
移動平均線に関するパラメーターは、算出期間を設定する「ExtPeriod」のみで、算出方法は指数平滑移動平均、適用価格は終値に固定されています。
「ExtDepth」「ExtDeviation」「ExtBackstep」は、ジグザグの設定を行うパラメーターです。
小さな波動を検出したい場合は、「ExtDepth」を小さな値に変更しましょう。
まとめ
「demobufferpattern」について解説してきましたが、以下にポイントをまとめておきましょう。
ローソク足、ジグザグ、フラクタル、移動平均線をまとめて表示する。
ジグザグのラインは上昇している場合はピンク、下降している場合は青色で表示される。
移動平均線は一定期間毎に色が変化する。
「demobufferpattern」は、ジグザグやフラクタルなどをまとめて表示できるため、値動きの波動を分析した方に向いているインジケーターです。
しかし、ローソク足チャートではなくサブウィンドウ上に別途ローソク足を表示した上で、インジケーターを表示するため、好みが分かれるインジケーターと言えます。