波動を囲う四角形の幅の変化からトレンドの継続や転換を分析するMT4インジケーターを表示する「VR_FIGURA」
更新日時:2020年08月01日 08:45トレンドがどのように変化していくのかを分析する方法はないだろうかと考えたことはないでしょうか。
「VR_FIGURA」は、上記のような目的のために考案されたインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドが継続するのか終息するのかを分析したい方
トレンドの転換を分析したい方
トレンドの方向を分析したい方
この記事では以上のような方のために、「VR_FIGURA」について解説します。
VR_FIGURAの概要
「VR_FIGURA」は、価格の波動を四角形で囲ってトレンドが継続するのか、終息するのか、もしくは転換するのかを予想するためのインジケーターで、Trading-goによって開発されました。
「VR_FIGURA」を起動すると、検出した高値・安値を直線で結ぶラインが表示され、下向きのラインは青色、高値を結んだ上向きの直線は赤色、安値を結んだ上向きの直線が緑色で表示されます。
「VR_FIGURA」によって表示された四角形の幅が、徐々に広くなっている場合は、トレンドが継続する可能性を示唆しています。
反対に、徐々に狭くなっている場合は、トレンドが転換する可能性を示唆しています。
四角形の幅がほぼ変化せずに、同じ幅で表示されている場合、トレンドが終息してレンジ相場になる可能性を示唆しています。
「VR_FIGURA」は、1時間足チャートでしか表示されませんので、インジケーターが表示されない場合はチャートの時間枠を確認しましょう。
VR_FIGURAを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
VR_FIGURAのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
VR_FIGURAのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「VR_FIGURA」のパラメーターは、2項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
Days |
日数 初期値:20 インジケーターを表示する期間を設定します。 |
WIDTH |
ラインの幅 初期値:3 値に応じてラインの幅が変化します。 |
インジケーターを表示する範囲を広げたい場合は、「Days」の値を大きくすることで、広範囲にインジケーターを表示できます。
「WIDTH」は、ラインの太さを設定するための項目で、大きな値に設定するほどラインの幅が広くなります。
まとめ
「VR_FIGURA」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
価格の波動を四角形で囲って表示する。
トレンドの継続や終息、転換の予想に使用する。
四角形の幅が徐々に広くなっている場合は、トレンドが継続する可能性を示唆している。
徐々に狭くなっている場合は、トレンドが転換する可能性を示唆している。
「VR_FIGURA」は、トレンドがどのように変化していくのかを、分析したい方に向いているインジケーターです。
実際の相場でどの程度うまく機能するのか、確認した上で使用することをおすすめします。