高値・安値をもとに値動きが転換する方向を矢印で表示するMT4インジケーター「SilverTrend_Signal1」
更新日時:2020年07月13日 11:48値動きが転換したことを分析できるインジケーターがあればと考えたことがないでしょうか。
「SilverTrend_Signal1」は、高値と安値にもとづいて値動きが切り替わったことを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
値動きの転換を分析したい方
逆張り系の手法を使用している方
以上のような方のためにこの記事では、「SilverTrend_Signal1」について解説します。
SilverTrend_Signal1の概要
「SilverTrend_Signal1」を起動するとチャート上に水色と紫の矢印が表示されます。
各矢印が表示される条件は以下の通りです。
SsMax=9期間中の最高値
SsMin=9期間中の最安値
K=33-「RISK」
smin = SsMin+(SsMax-SsMin)×K/100
smax = SsMax-(SsMax-SsMin)×K/100
直近の終値<sminの場合、紫の矢印を表示。
直近の終値>smaxの場合、水色の矢印を表示。
紫の矢印は値動きが下に転換したことを示しており、水色の矢印は上に転換したことを示しています。
SilverTrend_Signal1を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SilverTrend_Signal1のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SilverTrend_Signal1のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
RISK |
Kの減数 初期値:3 係数を算出する減数を設定します。 |
CountBars |
カウントバー 初期値:350 インジケーターを表示する期間を設定します。 |
「RISK」は、係数を算出する際の減数を設定するための項目で、大きな値に設定すると矢印が表示される頻度が低くなります。
ダマしのシグナルが多い場合は、大きな値に設定した方が良いでしょう。
「CountBars」は、インジケーターを表示する期間をバー数で設定するための項目で、大きな値に設定するほど過去に遡って矢印を表示します。
まとめ
「SilverTrend_Signal1」について解説してきましたが、最後にポイントをまとめておきましょう。
値動きが転換する方向を矢印で表示する。
紫色の矢印は値動きが下に転換するシグナル。
水色の矢印は値動きが上に転換するシグナル。
「SilverTrend_Signal1」は、値動きの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。
実際の取引で使用する前に、どの程度の精度で転換を捉えられるのか確認してから使用した方が良いでしょう。