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ギャップをヒストグラムで表示するMT5インジケーター「Gaps_OHLC」

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Gaps_OHLCスクリーンショット

ギャップができた箇所を表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「Gaps_OHLC」は、キャップを検出するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. ギャップを狙って取引している方

  2. ギャップを利用した手法のバックテストを実施したい方

この記事では「Gaps_OHLC」について詳しく解説します。

  1. Gaps_OHLCの概要
  2. Gaps_OHLCを表示する方法
  3. Gaps_OHLCのパラメーター解説
  4. まとめ

Gaps_OHLCの概要

「Gaps OHLC」は直近の始値と前の足の高値・安値との間のギャップをヒストグラムで表示するシンプルなインジケーターです。

「Gaps OHLC」を利用すると、チャート上に空いたギャップをいち早く見つけることができます。

上にギャップが空いた場合は青色、下に空いた場合は赤色のヒストグラムを表示します。

通常、チャート上に表示されている隣り合った足同士は、終値と始値の水準が重複しますが、足と足の間に空白ができることがあり、これをギャップ(窓とも呼ばれる)といいます。

為替市場においてギャップが形成されるのは、取引時間外などに大量の注文が殺到することが原因で、週末のNY市場クローズから週明けのオセアニア市場オープンにかけてギャップが形成されることも多いです。

ギャップが出来るか否かを事前に予測することはほぼ不可能ですが、このギャップを利用した取引手法は古典的な手法として多くのトレーダーに知られています。

「Gaps OHLC」は、ギャップを利用した手法を取り入れているトレーダーの分析の助けになるのではないでしょうか。

Gaps_OHLCを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Gaps_OHLCのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Gaps_OHLC

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

Gaps_OHLCのパラメーター解説

Gaps_OHLCパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Gaps_OHLC」のパラメーターは、ギャップを検出する時間枠を設定する項目のみのシンプルな構成になっています。

入力項目 入力内容

TimeFrame on which we are looking for gap

時間枠

初期値:PERIOD_CURRENT

ギャップを探す時間枠を設定します。

「TimeFrame on which we are looking for gap」は、ギャップを検出する時間枠を設定するための項目です。

初期設定では、表示中のチャートの時間枠を適用する設定なっています。

時間枠を指定することで、1分足から月足まで選択できます。

まとめ

「Gaps_OHLC」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. ギャップを検出してヒストグラムで表示する。

  2. ギャップを検出する時間枠を指定できる。

  3. 上にギャップが空いた場合は青色のヒストグラムを表示する。

  4. 下にギャップが空いた場合は赤色のヒストグラムを表示する。

「Gaps_OHLC」は、ギャップを狙って取引している方に向いているインジケーターです。

任意の時間枠に設定できるので、活用できる場面も多いのではないでしょうか。