値動きの勢いをラインで表示するMT5インジケーター「jcfbaux」

更新日時：2022年10月18日 18:14

値動きの勢いを視覚的に確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「jcfbaux」は、値動きの勢いを表示するインジケーターで次のような方に向いています。

1. 値動きの勢いを分析したい方

2. ボラティリティの高い相場で取引したい方

以上のような方のためにこの記事では、「jcfbaux」について解説します。

1. jcfbauxの概要
2. jcfbauxを表示する方法
3. jcfbauxのパラメーター解説
4. まとめ

jcfbauxの概要

「jcfbaux」を起動すると、サブウィンドウ上に赤紫色のラインが表示されます。

価格に勢いがある場合、「jcfbaux」の値も上昇。

反対に価格に勢いがない場合は、インジケーターの値も低くなります。

「jcfbaux」が表示するのは、あくまでも値動きの勢いです。

値動きの方向とラインの向きが一致するわけではないので注意が必要です。

「jcfbaux」を利用すれば、相場のボラティリティが高まっているのか低下しているのかを、視覚的に確認しやすくなるでしょう。

jcfbauxを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

jcfbauxのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「jcfbaux」のパラメーターは、インジケーターの算出期間を設定するための項目と、適用価格を設定するための項目、シフトを設定する項目の3つで構成されています。

「Indicator smoothing period」は、インジケーターの算出期間を設定するための項目です。

期間を長く設定すると長期的な値動きの勢いが表示され、短い期間に設定すると短期的な値動きの勢いが表示されます。

「Applied price」は、インジケーターの算出に用いる価格の種類を設定するための項目です。

終値や高値、中央値など11種類の適用価格を選択できます。

「Horizontal shift of the indicator in bars」は、インジケーターの水平方向の表示位置を設定するための項目です。

0より大きな値に設定した場合は、インジケーターの表示位置が右側に移動し、0より小さな値に設定した場合は左に移動します。

0に設定した場合はシフトが無効になります。

まとめ

「jcfbaux」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

1. 値動きの勢いを表示する

2. インジケーターの値が高い水準にある場合、値動きに勢いがある状態

「jcfbaux」は、値動きの勢いを分析したい方に向いているインジケーターです。

「jcfbaux」は、エントリーのシグナルを発するタイプのインジケーターではないので、ほかのインジケーターと組み合わせて使用しましょう。