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相場の均衡・不均衡を表示するMT5インジケーター「marketprofile」

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marketprofileスクリーンショット

価格が到達しそうな水準を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「marketprofile」は、マーケットプロファイルと呼ばれるインジケーターをベースにしており、次のような方に向いています。

  1. 価格が到達しそうな水準を分析したい方

  2. 短期取引を行っている方

  3. 特定の時間帯を選んで取引している方

この記事では、「marketprofile」について詳しく解説します。

  1. marketprofileの概要
  2. marketprofileを表示する方法
  3. marketprofileのパラメーター解説
  4. まとめ

marketprofileの概要

「marketprofile」を起動すると、チャート上にヒストグラムが表示されます。

マーケットプロファイルとは、相場の均衡・不均衡を分析するためのインジケーターです。

ヒストグラムのピークに向かって価格が動くとされています。

通常、マーケットプロファイルでは1日の値動きをもとにヒストグラムを表示しますが、「marketprofile」は時間帯別に表示します。

デフォルトの状態では緑色がアジアンセッション、青色が欧州セッション、紫色がNYセッションのマーケットプロファイルです。

「marketprofile」は、30分足か15分足での使用を前提としたインジケーターなので注意しましょう。

marketprofileを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

marketprofileのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

marketprofile

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

marketprofileのパラメーター解説

marketprofileパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

StartDate

テスト開始日

初期値:0

履歴テストの開始日を指定します。

lastdayStart

テスト最終日

初期値:true

trueに設定すると「StartDate」が無効になります。

CountProfile

プロファイル数

初期値:2

表示するプロファイルの数を設定します。

AziaColor

アジアンセッションの表示色

初期値:SpringGreen

アジアンセッションの表示色を設定します

EuropaColor

欧州セッションの表示色

初期値:DeepSkyBlue

欧州セッションの表示色を設定します。

AmericaColor

NYセッションの表示色

初期値:Violet

NYセッションの表示色を設定します。

MedianaColor

モードの表示色

初期値:Gray

モードの表示色を設定します。

「StartDate」は、履歴テストの開始日を設定するための項目です。

「lastdayStart」をfalseに設定すると「StartDate」が有効になり、trueに設定すると無効になります。

「CountProfile」は、表示するマーケットプロファイルの数を設定するための項目です。

2に設定した場合、当日と前日のマーケットプロファイルが表示されます。

「AziaColor」~「MedianaColor」は、マーケットプロファイルの表示色を設定するための項目です。

見にくい場合は別の色に変更するとよいでしょう。

まとめ

「marketprofile」の特徴をまとめると以下のようになります。

  1. マーケットの均衡・不均衡をヒストグラムで表示

  2. 時間帯別にマーケットプロフィールを表示

  3. マーケットプロファイルのピークに向かって価格が動く可能性がある

「marketprofile」は、価格が到達する可能性がある水準を分析したい方に向いているインジケーターです。

デイトレードなどの短期取引を行なっている方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。