ティックの更新に合わせて見た目が変化するヒストグラムを表示するMT5インジケーター「draw_histogram」
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ティックが一定の回数更新されたことを、視覚的に確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「draw_histogram」は、ヒストグラムを表示するインジケーターで次のような方に向いています。
ティック単位で値動きを観察している方
ティックが一定回数更新されたことを確認したい方
上記のような方のためにこの記事では、「draw_histogram」について解説します。
draw_histogramの概要
「draw_histogram」を起動するとサブウィンドウ上にヒストグラムが表示されます。
このインジケーターによって表示されるヒストグラムは値動きとは無関係で、パラメーターで指定した周期に応じて値が変化します。
そのため、ヒストグラムの値に特別な意味はありません。
値動きの分析に使用することはできないので注意しましょう。
指定した回数ティックが更新された時に、ヒストグラムの色や幅、スタイルがランダムに変化します。
ティックが一定回数更新されたことを、視覚的に確認できます。
draw_histogramを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
draw_histogramのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
draw_histogramのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「draw_histogram」のパラメーターはヒストグラムの周期を設定するための項目と、ヒストグラムを変化させるティック数を設定するための項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
Period of Sin(x) in bar |
ヒストグラムの周期 初期値:30 ヒストグラムの値の周期を設定します。 |
Number of ticks to change color/style |
ヒストグラムを変化させる間隔 初期値:5 ヒストグラムを変化させるティックの更新回数を設定します。 |
「Period of Sin(x) in bar」は、ヒストグラムの値の周期を設定するための項目です。
ここで設定した値に応じて、ヒストグラムが変化する期間が変化します。
「Number of ticks to change color/style」は、ヒストグラムの見た目を変化させるティック数を設定するための項目です。
5に設定するとティックが5回更新されるごとに、ヒストグラムの色や幅、スタイルが変化します。
まとめ
「draw_histogram」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
指定した周期で値が変化するヒストグラムを表示する
ヒストグラムの値は値動きとは無関係
指定した回数ティックが更新されると、ヒストグラムの色や幅、スタイルがランダムに変化する。
「draw_histogram」は、ティック単位で価格の変化を観察している方に向いているインジケーターです。
活用できる場面は少なそうですが、ティックが一定の回数更新されたことを視覚的に確認できるので、使い方によっては活用できる場面もあるのではないでしょうか。