価格が指定したレートに到達したことを通知するMT5インジケーターを表示する「pricealert」

更新日時：2022年08月30日 18:06

価格がレジスタンス・サポートラインに到達したことを知らせてくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「pricealert」は、指定したレベルに価格が到達したときにアラートを発するインジケーターで、以下のような方に向いています。

1. レジスタンス・サポートラインで逆張り・ブレイクアウトを狙って取引している方

2. 価格が特定のレベルに到達した瞬間を見逃したくない方

この記事では「pricealert」について解説します。

1. pricealertの概要
2. pricealertを表示する方法
3. pricealertのパラメーター解説
4. まとめ

pricealertの概要

「pricealert」を起動すると、チャート上に水平なラインが表示されます。

アラートの設定方法は、非常にシンプルです。

ラインをダブルクリックしてアラートを鳴らしたい水準に移動。

再びラインをダブルクリックすると、ラインの色が赤色に変化しアラートが有効になります。

価格がラインに到達すると、アラートが発せられる仕組みです。

pricealertを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

pricealertのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Actuation level name」「Actuation level comment」は、動作レベルのラベル・コメントを設定するための項目です。

インジケーターの動作に直接の影響はありませんが、任意のテキストに設定できます。

「Active level color」「Inactive level color」は、アラートが有効な時のラインの色と、無効な時のラインの色を設定するための項目です。

必要な場合は他の色に変更するとよいでしょう。

「Actuation level style」は、動作レベルラインの種類を設定するための項目です。

デフォルトの状態では、実線に設定されていますが点線や破線に変更することもできます。

「Actuation level width」は、動作レベルラインの太さを設定するための項目です。

ラインの太さを5段階に調整できます。

「Actuation indication version」は、アラートのモードを設定するための項目です。

通常アラートのみのモードとサウンドアラートありのモードの2種類から選択できます。

「Number of alerts」は、アラートの回数を設定するための項目です。

10に設定した場合、ティックごとに10回アラートが発せられます。

「Level deletion」は、アラートレベルのラインを削除するか否かを設定するための項目です。

falseに設定した場合、「pricealert」を無効にした後もチャート上にラインが表示され続けます。

まとめ

「pricealert」の特徴をまとめると以下のようになります。

1. 価格が指定したレートに到達するとアラートを表示する

2. ドラッグアンドドロップでアラートを発する水準を設定できる

「pricealert」は、サポートラインやレジスタンスラインに価格が到達したことを見逃したくない方に向いているインジケーターです。

サポート・レジスタンスライン付近で逆張りやブレイクアウトを狙っている方で、あれば活用できる場面もあるのではないでしょうか。