4時間の値動きからその後のレンジを推測して表示するMT5インジケータ－「Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alert」

更新日時：2021年02月06日 22:43

レンジのブレイクを通知してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alert」は、上記の機能を備えたインジケーターで次のような方に向いています。

1. レンジのブレイクを見逃したくない方

2. ブレイクアウト系の手法を使用している方

この記事では「Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alert」について詳しく解説します。

1. Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alertの概要
2. Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alertを表示する方法
3. Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alertのパラメーター解説
4. まとめ

Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alertの概要

Hans_Indicatorは、指定した時刻から4時間の値動きをもとに、その後のレンジの幅を推測して表示するインジケーターで、「Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alert」はその機能拡張したものです。

このインジケーターでは、レンジを表示する時間延長され、レンジを拡張する幅を調整することができる他、メール通知などの各種アラート機能が追加されています。

「Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alert」は、推測したレンジの外側に上下それぞれ30本のラインを指定した間隔で表示します。

レンジ上方は黄緑色と緑のラインが表示され、薄い緑色で塗りつぶした状態で表示。

一方、レンジの下方は赤と紫色のラインで表示され、薄いピンクで塗りつぶされた状態で表示されます。

レンジを抜けたローソク足には色が付けられ、上方にレンジを抜けたローソク足は、水色と青で表示され、下方にレンジを抜けたローソク足は、ピンクと赤茶色で表示されます。

Hans_Indicatorでは、レンジは16時間分表示されていましたが、「Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alert」では20時間に延長され、延長された部分のレンジは塗りつぶされません。

インジケーターによって表示されたレンジをブレイクした後、どの水準で反転するのかを、このインジケーターのみで判断するのは困難なため、ほかインジケーターや別の時間枠の高値/安値などと併せて判断する必要があります。

Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alertを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alertのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「час начала отсчёта исходного коридора」は、レンジの測定を開始する時間を設定するための項目です。

初期設定ではチャート上の0：00に設定されていますが、任意の時間に変更できます。

「шаг расширения границ каждого сформированного коридора в пунктах」は、推測レンジを拡張する間隔を設定するための項目で、大きな値に設定するほどラインの間隔が広がります。

まとめ

「Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alert」の特長は次のとおりです。

1. 指定した時刻から4時間の値動きをもとに、その後のレンジを推測する。

2. アラート通知機能付き。

「Hans_Indicator_x62_Cloud_System_Tail_Alert」は、レンジのブレイクを見逃したくない方に適したインジケーターです。

メールアラート機能も付いているので、ブレイクを見逃す心配も少ないでしょう。