平滑化方法を変更できるADXを表示するMT5インジケーター「Wilders_DMI_averages」
更新日時:2019年02月03日 03:33
DMIはプラス方向の動きを示す+DIとマイナス方向の動きを示す-DMと言う2本の線によって構成されるインジケーターで、売りと買いのどちらの力が強いのかを示すものであり、トレンドの強さを測るインジケーターであるADXのベースになるインジケーターでもあります。
MT5には標準でADX_wilderと言うインジケーターがインストールされており、基本的にWilders_DMI_averagesと同じインジケーターで、平滑化には通常14期間のワイルダーズEMAと呼ばれる平滑化方法が使用されます。
この記事で紹介するWilders_DMI_averagesは、平滑化方法を選択できるADX_wilderを表示するインジケーターです。
Wilders_DMI_averagesを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでWilders_DMI_averagesが表示されました。
Wilders_DMI_averagesのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
ADX(DMI)period |
ADXの計算期間 |
ADX level |
ADX のレベル |
ADX visible |
ADXの表示 |
ADXR visible |
ADXRの表示 |
Average type |
平滑化方法 |
初期設定の状態では+DIと-DIの差とADXが表示され、+DIが-DIを上回っている場合にはグリーン、-DIが+DIを上回っている場合にはピンクで表示されます。
Wilders_DMI_averagesでは、平滑化方法をワイルダーEMA以外にも、単純移動平均や指数平滑移動平均線など、他の平滑化方法を選択することができます。
平滑化方法に単純移動平均を使用した場合、通常のADXと比較すると、やや大げさに動くような印象を受け、指数平滑化移動平均を使用した場合には、通常のADXよりも少しノイズが多くなるようですが、その反面、単純移動平均や指数平滑移動平均は通常のADXよりも価格に敏感に反応しているようなので、使い方によっては通常のADXよりもうまく機能する場面もあるのではないかと思います。
この記事をシェアする
関連記事
- 2021年01月06日 08:02 値動きに沿って支持線/抵抗線を表示するMT5インジケータ-「SuperTrend」
- 2020年12月19日 11:58 2種類のTRIXを表示するMT5インジケーター「dual_trix_upgrade_1」
- 2020年12月19日 11:56 長期・短期のトレンドをオシレーターで表示するMT5インジケーター「dual_trix_upgrade_2」
- 2020年12月14日 11:55 指定した時間枠のトレンドを記号で表示するMT5インジケータ-「JMACandleTrend_HTF_Signal」
- 2020年12月05日 10:38 10の異なる時間枠のトレンドを一度に表示できるMT5インジケータ-「MultiJMACandleTrend_x10」
- 2020年12月05日 10:35 複数の時間枠のトレンドを同時に表示するMT5インジケータ-「JMACandleTrend_x10」
- 2020年12月05日 10:30 指定した時間枠のトレンドをサブウィンドウ上にラインで表示するMT5インジケータ-「JMACandleTrend_Signal」
- 2020年12月05日 10:27 トレンドが転換したポイントに記号を表示するMT5インジケータ-「JMACandleTrend」
- 2020年11月17日 08:51 価格の移動平均をサブウィンドウ上に表示するMT5インジケータ-「TrendLord」
- 2020年09月22日 12:42 過去の価格からの変化の度合いを表示するトレンドフォロー系のオシレーターを表示するMT4インジケーター「XaosExplorer」