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トレンド相場での損切り水準とトレンドの強さを表示するMT5インジケーター「mikahekin」

更新日時:2022年06月21日 07:10

mikahekinスクリーンショット


トレンド相場でエントリーしたものの、損切り水準をどこに置くべきか迷った経験はないでしょうか。


「mikahekin」は、トレンド相場での損切りを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。


  1. トレンド相場における損切り水準を分析したい方

  2. トレンドフォロー型の手法を使用している方

  3. トレンドの強さを分析したい方


以上のような方のためにこの記事では、「mikahekin」について解説します。


  1. mikahekinの概要
  2. mikahekinを表示する方法
  3. mikahekinのパラメーター解説
  4. まとめ

mikahekinの概要


「mikahekin」を起動すると、チャート上にドットとバーが表示されます。


赤紫色のドットは下降トレンドにおける損切り水準、青色のドットは上昇トレンドの損切り水準を示しています。


バーはトレンドの強さを示す指標で、バーの長さが長いほど強いトレンドが発生している状態です。


上昇トレンドでは黄緑色、下降トレンドは赤色で表示されます。


ローソク足の表示色によっては、「mikahekin」のバーと同化して見にくくなる場合があります。


バーが見にくい場合は、ローソク足かインジケーターの表示色を変更した方がよいでしょう。


「mikahekin」の表示色を変更するには、チャート上で右クリックした後、「インジケーターリスト」をクリックし、「mikahekin」を選択。


「カラー」タブをクリックし、「signal」の「カラー」から変更します。


mikahekinを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

mikahekinのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


mikahekin


MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


mikahekinのパラメーター解説


mikahekinパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


「mikahekin」のパラメーターは、価格を検出する期間と平滑化期間を設定するための項目で構成されています。


入力項目 入力内容

KPeriod

最安値・最高値の検出期間


初期値:3


最安値と最高値を検出する期間を設定します。

JPeriod

平滑化期間


初期値:7


移動平均の算出期間を設定します。


「KPeriod」は、最安値と最高値を検出する期間を設定するための項目です。


設定した値に応じて、ドットの表示位置が変化します。


大きな値に設定するとドットがバーから離れた位置に表示され、小さな値に設定するの近い位置に表示されます。


「JPeriod」は、平滑化期間を設定するための項目です。


大きな値に設定すると、インジケーターが価格に対して緩やかに追従します。


「JPeriod」を大きく設定し過ぎると、ローソク足から大きく離れた位置に表示され、インジケーターの機能を果たせなくなる場合もあるので注意しましょう。


まとめ


「mikahekin」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。


  1. 赤紫色のドットは下降トレンドでの損切り水準、青色のドットは上昇トレンドでの損切り水準

  2. 黄緑色・赤色のバーが長い程、強いトレンドが発生している状態


「mikahekin」は、トレンド相場での損切り水準を分析したい方に向いているインジケーターです。


トレンドフォロー型の手法を使用している方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。