移動平均線とストキャスティクスをもとにトレンドの方向を表示するMT5インジケーター「ma_ac_stochastic_signal」

更新日時：2022年09月27日 06:16

ma_ac_stochastic_signalスクリーンショット

トレンドに逆らった方向にエントリーして、損失を出してしまった経験はないでしょうか。

「ma_ac_stochastic_signal」は、トレンドの方向とエントリーの方向を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

この記事では、「ma_ac_stochastic_signal」について詳しく解説します。

ma_ac_stochastic_signalの概要

「ma_ac_stochastic_signal」では、移動平均とストキャスティクスをもとにシグナルを表示しています。

サブウィンドウに表示されているバーはエントリーの方向を示しており、緑色のバーは買いシグナル、赤色のバーは売りシグナルです。

また、サブウィンドウに表示されている帯は、トレンドの方向を示したものです。

緑色の帯は上昇トレンド、紫色の帯は下降トレンドが発生したことを示しています。

「ma_ac_stochastic_signal」を利用すれば、トレンドの方向を確認しながらエントリーのタイミングも分析できるでしょう。

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

ma_ac_stochastic_signalのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

ma_ac_stochastic_signal

MT5のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。

ma_ac_stochastic_signalパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目	入力内容
MA period	移動平均の算出期間初期値：9 移動平均の算出期間を設定します。
Smoothing method	平滑化方法初期値：MODE_SMA 移動平均の算出方法を設定します。
Prices calculation method	移動平均の適用価格初期値：PRICE_CLOSE 移動平均の算出に用いる価格の種類を設定します。
Stochastic period	％Kの算出期間初期値：5 ストキャスティクスの％Kの算出期間を設定します。
Stochastic slowing period	スローイング期間初期値：3 ストキャスティクスのスローイング期間を設定します。
Stochastic smoothing method	平滑化方法初期値：MODE_SMA 平滑化に用いる移動平均の種類を指定します。
Stochastic prices calculation method	ストキャスティクスの適用価格初期値：STO_LOWHIGH ストキャスティクスの算出に用いる価格の種類を設定します。

「MA period」は、移動平均の算出期間を設定するための項目です。

設定した値に応じて、インジケーターに反映されるトレンドの期間が変化します。

「Stochastic period」はストキャスティクスの％Kの算出期間、「Stochastic slowing」はスローイング期間を設定するための項目です。

％Dの算出期間は3に固定されているため、変更することはできません。

「ma_ac_stochastic_signal」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

「ma_ac_stochastic_signal」は、トレンドに逆らわずにエントリーしたい方に向いているインジケーターです。

レンジ相場では、ダマしのシグナルが増えるので注意しましょう。