FXで何やっても勝てなくて、やったコト

トレンドの有無を表示するMT5インジケーター「MMI」

更新日時:

MMIスクリーンショット

相場にトレンドが発生しているかどうかを、分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「MMI」は、トレンドの有無を表示するオシレーターで、次のような方に向いています。

  1. トレンドの有無を分析したい方

  2. ADXが自身に合わないと感じている方

以上のような方のためにこの記事では、「MMI」について詳しく解説します。

  1. MMIの概要
  2. MMIを表示する方法
  3. MMIのパラメーター解説
  4. まとめ

MMIの概要

トレンド派のトレーダーであれレンジ派のトレーダーであれ、相場にトレンドが存在するかどうか知ることは、トレードの成功率を大きく左右する重要な作業です。

相場にトレンドが存在するかどうかを確認する為のインジケーターと言えば、ADXが良く知られていますが、「MMI(Market Meanness Index)」も同様の用途のために考案されたインジケーターです。

「MMI」は、取引の活況度を示すインジケーターで、1本線の折れ線グラフで表示されます。

76以上の場合は相場にトレンドが存在しない可能性を示し、74以下の場合は相場にトレンドが存在している可能性を示唆。

既にポジションを持っている場合は、現在のトレンドが継続する可能性や、終了する可能性を知ることができます。

「MMI」で、トレンドの有無を知ることはできますが、トレンドの方向を知ることはできません。

そのため、ほかのインジケーターと併用するなど、トレンドの方向を確認する手段を用意しておく必要があります。

MMIを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

MMIのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

MMI

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

MMIのパラメーター解説

MMIパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

Period

計算期間

初期値:200

MMIの算出期間を設定します。

Random boundings

トレンド無しと判定する閾値

初期値:76.0

トレンド無しと判定するレベルを設定します。

Trend

トレンド有りと判定する閾値

初期値:74.0

トレンド有りと判定するレベルを設定します。

「Period」は、「MMI」の算出期間を設定するための項目です。

大きな値に設定すると長期的なトレンドの有無が表示され、小さな値に設定すると短期的なトレンドの有無が表示されます。

「Random boundings」は、トレンドが存在しないと判断する水準を設定するための項目です。

「MMI」がここで設定したレベルを超えている場合、トレンドが存在しないことを意味しています。

「Trend」は、トレンドが発生していると判断する水準を設定するための項目です。

「MMI」の値が「Trend」で設定したレベルを下回っている場合は、トレンドが発生していることを示しています。

まとめ

「MMI」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. トレンドの有無を表示するインジケーター。

  2. 「Random boundings」レベルを超えている場合はトレンドが存在しない状態。

  3. 「Trend」レベルを下回っている場合はトレンドが発生している状態。

「MMI」は、トレンドの有無を分析したい方に向いているインジケーターです。

ADXは自分には合わないと感じている方には、試してみる価値のあるインジケーターと言えるでしょう。