ボラティリティーの変化とトレンドの方向を示すオシレーター表示するMT5インジケーター「Efficiency_ratio_directional_levels」
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「Efficiency_ratio_directional_levels」は、Perry Kaufmanによって考案されたEfficiency Ratio(ER)をベースに、Mladen RakicがMT5インジケーターとして開発したものです。
ERは動意の薄い相場でのエントリーを避けるためのフィルターとして用いられ、N期間から直近までの値幅とN期間中の隣り合ったバー同士の値幅の合計の比率を示すオシレーターで、オリジナルのERはトレンドの方向を示すものではありませんが、「Efficiency_ratio_directional_levels」は、動きの変化をもとにトレンドの方向も表示します。
UPラインより上でERが推移している場合、ERは水色で表示され相場が上昇トレンドにあることを示し、DNラインより下でERが推移している場合、ERはオレンジで表示され相場が下降トレンドにあることを示します。
Efficiency_ratio_directional_levelsを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Efficiency_ratio_directional_levelsのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご覧下さい。
これでEfficiency_ratio_directional_levelsが表示されました。
Efficiency_ratio_directional_levelsのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの設定項目は「ER period」「Price」「Smoothing period」「Levels period」の4項目で、初期設定の値は「ER period」が32、「Price」がclose、「Smoothing period」が5、「Levels period」が10に設定されています。
ER period |
ERの算出期間 |
Price |
適用価格 |
Smoothing period |
平滑化期間 |
Levels period |
閾値の算出期間 |
トレンド相場用のオシレーターを探しているという方は、導入を検討してみても良いのではないでしょうか。
オリジナルのERとはインジケーターの表示が異なる部分も多いですが、閾値に関する項目以外はパラメーターもオリジナルのERに近いことから、ERを使用したことがある方であれば設定に戸惑うことも少ないかと思います。
実際の取引で使用する前に、どの程度うまく機能するのか充分にテストすることをお奨めします。