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目線の切り替えがウマく出来ないと大きくやれることも~2016年09月06日エントリーポイントの解説~

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20160907-01

エントリーポイントについて

上の画像は、2016年09月06日のドル/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形としてお話を進めて行きます。

チャート画像の白い楕円の部分において、青いラインで引いた短期の波形が、高値・安値共に切り上げています。この値動きに対して引いたトレンドラインが『TL1』となります。

白い楕円の部分の上昇が、『高値A』を超えずに『TL1』を割り込んでいます。この時点で、オレンジ色の長期波形が高値・安値共に切り下げる流れになる可能性を暗示しており、確定ではないながらも『長期波形が下向きになるであろう』という予測の元に『EP1』でショートをして行くというトレードが考えられました。

『EP1』でのショートは、長期波形が完全に切り替わったとは言えない時点でのショートになりますので、ここで売れればそれに越した事はないというような感じのポイントかと思います。ここで売れなくとも長期波形が下向きになった事が確定してから、戻り売りをして行っても遅くないと思います。

昨日の相場のポイントは、売れたかどうか?という事よりも、『上目線ではない』と考えられたかどうか?ニュートラルな目線で相場を見ていられたかどうか?という点にあったかと思います。

昨日の記事で書いたのですが、ジャクソンホール公演から続いてきた高値・安値共に切り上げる流れに変化が生じていました。もちろん、再度、上昇トレンドに回帰して行く可能性も有ったわけですが、少なくとも、上目線では無くなっていたと言う事はでき、そういう見方が出来ていれば、この下落は取れなかったとしても、ロングしてしまってやられるという事も無かったと言えます。

目線の切り替えがウマく出来ないと大きくやられてしまうという事になったのではないかと思います。

本日について

ドル円1時間足20160907-02

上の画像はドル/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

俯瞰すれば、チャート画像白い楕円の部分において三尊のような形を形成して、下落して行ったという事になります。

波形としても、下目線になってきていますので、戻り売りをして行くという事で良いかと思いますが、100円台に入ってくると介入警戒感が出てきて、お決まりの口先介入が出てくる可能性も有りますので、それには注意が必要です。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20160907-01

上の画像は、2016年09月06日のユーロ/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

元々の前提として、『安値A』→『安値B』と安値を切り下げて来ており、『高値A』を切り上げずに『安値B』を切り下げれば、オレンジの長期波形的には下方向になるという環境でした。そんな環境の中で、チャート画像の白い楕円の部分で、青いラインで引いた短期波形がダブルトップを形成しています。

この値動きを見て、白い楕円の部分が戻り高値になるであろうという予測の元、『EP1』近辺でショートして行くというトレードが考えられました。

個人的には、白い楕円の部分の右側の山が、もう少し上がって一旦、短期波形が上方向となってトレンドラインが引ける状態になってくれた方がエントリーのタイミングは取り易かったかというように思えます。

本日について

ユーロ円1時間足20160907-02

上の画像はユーロ/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

下落の勢いが強く、ジャクソンホール公演前のレンジ上限まで下げる形となりました。このラインはサポートラインとして、注目されるラインかと思ますが、この下にはストップロスもそれなりにたまっていると思われますので、安易な逆張りは厳禁です。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20160907-01

上の画像は、2016年09月06日のユーロ/ドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

前提として、オレンジのラインで引いた長期波形が高値を切り上げる流れ(画像の尺の問題で左が切れています)になっていました。チャート画像白い楕円の部分において、青いラインで引いた短期波形が高値・安値共に切り下げる流れを形成しています。この流れに対して引いたトレンドラインが『TL1』になります。

オレンジの長期波形の前回安値を割り込まずに、『高値A』を切り上げれば、オレンジの長期波形的には上方向になるという環境でした。

上記の環境認識の中で、オレンジの直近安値を下抜かない限り、白い楕円の中での下落の値動きが押しになるであろうという考えの元、『TL1』を上抜いたタイミングである『EP1』でのエントリーが考えられました。

『EP1』でのロングは、長期波形が完全に切り替わったとは言えない時点でのロングになりますので、ここで買えればそれに越した事はないというような感じのポイントかと思います。ここで買えなくとも長期波形が上向きになった事が確定してから、押し目買いをして行っても遅くないと思います。

本日について

ユーロドル1時間足20160907-02

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

高値・安値共に切り上げる流れに変化してきていますので、押し目買いをして行くという事で良いかと思います。