材料難で主要3通貨ペアとも小動き。次の材料は?
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6月22日の為替市場は、主要3通貨ペア共に小動きの1日となりました。
これと言って注目される材料もなく、いわゆる材料難と言う状況になってきていますが、何かが材料となっていつか動き出す時が必ず来ますので、そうなるまで待つという事になろうかと思います。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:111.371
高値:111.439
安値:110.944
終値:111.322
-4.9pips(高値から安値:49.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
108.932
青の点線
中期トレンドの安値
109.156~110.717
緑の実線のボックス
中期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
109.337~109.663
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
109.681~110.285
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.339~110.638
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.528~110.708
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.528~111.640
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯
110.670~111.377
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
111.093~111.611
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯
111.471~111.873
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯
6月22日のドル円相場は、方向感の無い値動きとなりました。日通しの安値~高値までが50pips程で、終値ベースでは寄り引け同値線に近しい形状となっています。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、トレンドレスの状態にありますが、6月14日から始まった上昇の流れはダウ理論の分類で言えば『先行期』、エリオット波動理論のカウントで言えば1波orA波orX波の可能性があります。
冒頭で述べたように方向感の無い値動きであった為、トレードチャンスはなかったかに見えますが、チャート画像の白い楕円の部分において、右の山が若干低い感じのダブルトップとなり、ネックラインを下抜けたもののネックラインがレジスタンスラインとしては機能せず、ネックラインより上に戻されてきています。
ダブルトップ狙いでトレードをしたという方もおられるのではないかと思うのですが、中期トレンドの方向性は少なくとも下向きとは言えない状態であり、総合的に考えればショートは見送り推奨であったと言えようかと思います。
中期トレンドが上昇トレンドになった場合に次の上昇の波を獲る事を本線として考えるのであれば、ショートを検討して行くのは中期トレンドが上昇トレンドにならないと確信出来てからでも遅くないという事であり、そう思えるまでは短期トレンドが下落トレンドの形状となっても無視するという事で良いという事になるわけですが、まずは取りたいと考えているトレンドのサイズはどういったトレンドなのか?と言う事を決め、その上で取りたいトレンドの方向性とそれを形成する一回り小さいサイズのトレンドの方向性をチェックしながら入るタイミングを窺う癖をつけるとググっと勝ちに近づけると思います。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:124.376
高値:124.427
安値:123.832
終値:124.149
22.7pips(高値から安値:59.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
122.250~122.565
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
122.454
青の点線
中期トレンドの安値
122.695~123.771
緑の実線のボックス
中期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
124.209~124.557
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
124.402~124.621
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
124.744~125.043
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
125.223
ピンクの点線
中期トレンドの高値
125.729
ピンクの点線
中期トレンドの高値
6月22日のユーロ円相場は、方向感の無い値動きとなりました。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)はトレンドレスの状態にあり、6月15日を起点として始まった上昇の流れは、ダウ理論の分類で言えば『先行期』、エリオット波動理論のカウントで言えば1波orA波orX波の可能性があります。
現状では値動きが収束してきている状態にあり、紫のラインの三角持合いになっています。
三角持合いを抜けた方にポジションを取って行けば良いという事になるわけですが、下に抜けた場合は判断が難しくなります。
中期トレンドが上昇トレンドになった場合に次の上昇の波を獲る事を本線として考える場合、要するに上目線でいるという事になるわけで、この三角持合いを下に抜けたからと言って目線を下目線に変える程の事なのか?と言うとそこまでではないと思え、ショートをするのか?と言えば懐疑的な感じがします
ショートについては、中期トレンドが上昇トレンドにならないと判断出来る状況になってから検討すればよいという事なわけですが、その判断を降す為には、この三角持合いの下抜けだけでは弱い感じがします。
ショートが絶対にダメと言うわけではないし、勝つ可能性もあるわけですが、ショートを検討する場合にはより慎重な判断が求められます。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.11667
高値:1.11771
安値:1.11386
終値:1.11518
-14.9pips(高値から安値:38.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.10846~1.11122
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.10885~1.11639
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.11080~1.11291
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.11153
青の点線のライン
中期トレンドの安値
1.11415~1.12056
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
1.11628~1.11863
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.11867~1.12249
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.12786
ピンクの点線
中期トレンドの高値
1.12813
ピンクの点線
中期トレンドの高値
6月22日のユーロドル相場は、日通しの高値~安値が38.5pipsしかないという非常に小さな値幅の1日となりました。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)に明確な方向性はない状況が継続しています。
引き続き様子見推奨の状態であり、やるとすれば短期売買に徹するという事になろうかと思いますが、無理にやらなくても良い相場かと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
17:00 【ユーロ】 6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:00 【ユーロ】 6月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
21:30 【カナダ】 5月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30 【カナダ】 5月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
23:00 【米国】 5月新築住宅販売件数(年率換算件数)
23:00 【米国】 5月新築住宅販売件数(前月比)